iPhoneキーボードが小さくなった！サイズや位置を元に戻す方法を解説！

「何もしていないのにiPhoneキーボードの位置が右側（または左側）に寄っていた」なんてことありませんか？

このページでは、iPhoneのキーボードの位置やサイズがおかしくなった際に元に戻す方法をご紹介しています。

1. 元に戻す方法

冒頭でもお伝えしましたが、キーボードの位置が左右いずれかに寄っている場合、片手用キーボード機能が有効になっている可能性が高いです。

片手用キーボード機能をオフにして、キーボードをデフォルト位置に戻す手順は以下のとおりになります。

右寄り直し方

右側に寄っているキーボードを元の位置へ戻す方法はこちら。

左寄り直し方

左側に寄っているキーボードを元の位置へ戻す方法はこちら。

設定から直す場合

左右いずれかに寄っているキーボードを元の位置へ戻す方法はこちら。

2. iPhoneキーボード基礎知識

ここでは、iPhoneに標準搭載されているキーボードアプリの基礎知識を解説しています。

片手用キーボード機能がある

iPhone標準キーボードには「片手用キーボード機能」が搭載されています。

片手用キーボード機能とは、片手で文字入力しやすいようにキーボードの位置を左右いずれかに寄せられる機能です。

以下の方法で片手用キーボード機能を有効にできます。

文字サイズを大きくできる

iPhoneでは端末の設定から文字サイズを変更することができます。

文字サイズ変更手順は以下のとおりです。

サイズ調節できない

iPhone標準のキーボードアプリには、サイズ調節機能が存在しません。

iPhoneでは、Androidスマホとは異なりキーボードの高さを調整したり、横幅を広げたりすることはできません。

キーボードのサイズ調節をしたい場合は「3. サイズ調節できるアプリ」でご紹介しているアプリをインストールしましょう。

Androidスマホのキーボードサイズ調節機能についてはこちらで解説しています。
キーボードが小さくなった時の直し方【Androidスマホ】

位置調節できない

iPhone標準キーボードでは、キーボードの位置を自由に調節することはできません。

片手用キーボード機能では、キーボードを左右に寄せることができますが、配置を細かく設定することはできません。

フローティング機能はない

iPhone標準キーボードにはフローティング機能が存在しません。

フローティング機能とは、上記の画像のようにキーボードのサイズを調節して、好きな位置に配置できる機能です。

iPadではフローティング機能を使うことができますが、iPhoneでは採用されていません。

変換候補の2行表示できない

iPhone標準キーボードでは変換候補の複数行表示ができません。

変換候補とは文字入力する際、キーボード上部に表示される予測変換のことです。

iPhone標準キーボードでは、1行表示になっているため変換候補が見づらいというデメリットがあります。

3. サイズ調節できるアプリ

「iPhoneはキーボードサイズを調節できない」と思っている方が多いですが、キーボードのサイズを調節できるアプリは存在します。

ここでは、無料で使えるiPhone用キーボードアプリをご紹介していますのでチェックしてみてください。

flick（フリック）

※ログインしないと一部機能（きせかえ等）が利用できません。

flick（フリック）は、累計1,000万以上ダウンロードされている日本製キーボードアプリです。

顔文字、絵文字、アスキーアートなど200万種類以上あり、流行りの顔文字などが随時更新されています。

キーボードのサイズや配置を自由にカスタマイズすることができ、変換候補の複数行表示にも対応している唯一のアプリです。

azooKey（あずーきー）

　
azooKey（あずきー）は2020年に日本の大学生が開発したiOS用キーボードアプリです。

シンプルで入力しやすいキーボードですが、設定からかなり細かくカスタマイズすることができます。

フルアクセス許可をせずにすべての機能が使えるため、個人情報を収集されたくないという方におすすめです。

4. よくある質問

ここではiPhoneキーボードに関するよくある質問をまとめてみました。問題解決にお役立てください。

キーボードが元に戻らない

このページでご紹介している方法を試してもキーボードが元に戻らない場合、iPhoneのシステムに不具合が起きている可能性があります。

システムに不具合がある場合、以下のいずれかの方法を試すと問題が解消するかもしれません。

キーボードを標準に戻したい

「別のキーボードアプリを利用していたけど、やっぱりiPhone標準キーボードアプリに戻したい」

このような場合は、以下の手順でかんたんに戻すことができます。

Simejiはサイズ変更できない？

iPhone/iPad版のSimeji（しめじ）には、キーボードのサイズを変更する機能が存在しません。

キーボードサイズを変更したい場合は別のキーボードアプリを使うか、Androidスマホを使いましょう。

Simejiについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
Simejiキーボードサイズ変更できる？高さや大きさ調節方法を解説【Android/iPhone】

iPadのフローティングが戻らない

iPadのフローティングキーボードを戻す方法は2つあります。

戻す方法①

キーボード中央下部にある「―」マークを押しながら、キーボードを画面最下部まで持っていくと、キーボードが元に戻ります。

ぶたさん

戻す方法②

キーボード両角を押しながら、キーボードを両端まで広げるとキーボードが元に戻ります。

ぶたさん

5. まとめ

iPhoneキーボードが小さくなる原因は、誤って片手用キーボード機能を有効にしている可能性が高いです。

元に戻したい場合は端末の設定、またはキーボード内の設定から片手用キーボード機能をオフにすればOKです。

iPhone標準キーボードではサイズや位置を調節することができないため、自由にカスタマイズしたい場合は別のアプリをインストールしましょう。