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レンズマウントの間違えない選び方【一覧表あり】

レンズマウントの間違えない選び方【一覧表あり】

一眼レフの「マウント」は様々な種類があるため、交換レンズが自分のカメラに合うのかわかりにくくなっています。

このページではマウントの種類一覧表とレンズ交換で間違えないマウント組み合わせ表をご紹介しています。

ノーノちゃん

レンズ名に「EF」とか、「EF-S」とかあって違いがわからないんだ。
メーカーが独自に名称をつけていることもややこしい理由です。すべて一覧表でまとめています。

コヤくん

1. マウントとは

マウントとはレンズの取り付け部分になります。

マウント部分
マウントはボディにある円形の金属部分になります。

マウントのサイズは各メーカーによって異なります。

キヤノンのようにマウントが何種類もあるメーカーもあれば、オリンパス・パナソニックのように1種類のみというメーカーもあります。

ノーノちゃん

そか、同じメーカーでも大きさが違うことがあるんだね。
はい。交換レンズもマウントごとに用意されています。

コヤくん

同一マウントが条件

基本はボディ側とレンズ側のマウントが同一であることが装着の条件になります。

マウントは同一が条件
キヤノンのEFマウントにはEFレンズ、EF-MマウントにはEF-Mレンズを装着することができます。

同一メーカーでマウントが一致する場合にレンズを装着することができます。

補足
社外製品としてタムロンやシグマなどレンズメーカーもマウントごとに対応レンズを発売しています。

マウントアダプターによる接続

メーカー純正の専用マウントアダプターを使うことで、同一メーカーの別マウントのレンズを装着する方法があります。

マウントアダプター使用例
「EF-EOS M」をつけることで、「EFレンズ」や「EF-Sレンズ」を装着することができます。

このように組み合わせによりますが、他マウントのレンズが使える場合もあります。

ノーノちゃん

やっぱり複数の種類があると、ややこしいや。
キヤノンとニコンは確かに複雑なので、次にご紹介するマウントの選び方は重要になります。

コヤくん

2. マウントの選び方

カメラの購入時は、フルサイズかAPS-Cなどイメージセンサーの種類を選ぶことになります。

それに加えてマウントの種類も考える必要があり、今後使用できるレンズを把握しておきます。

使えるレンズを確認
候補の機種が見つかったら、そのマウントで使えるレンズを調べておきます。

初めはカメラに付属のキットレンズを使いますが、そのうち単焦点など交換レンズを使いたくなると思います。

そのため、先に使用できるレンズを調べておきます。

マウント選びのチェックポイント
  • 様々な焦点距離のレンズが揃っているか
  • 予算に合うレンズはあるか
  • 使ってみたいレンズの口コミ・評価

レンズは2万円~10万円以上と差が大きいので、特に予算面は重要なポイントになります。

例えばキヤノン・ニコン・ソニーであれば低価格帯の「撒き餌レンズ」と呼ばれるお手頃単焦点レンズが揃っています。

低価格帯の単焦点レンズ3本
いずれも2万円前後と低価格ですが評価は悪くなく、ボケ味を楽しめるレンズです。

ノーノちゃん

確かに、安くて画質のいいレンズが揃っているかチェックしないとね。
はい、レンズの下調べも同時に行うのがポイントです。
次は各社のマウントをご紹介します。

コヤくん

3. 各マウントの詳細と一覧表

各社のマウントの特徴と主な機種名を一覧でまとめています。

またレンズの組み合わせがわかるマウント互換表もご紹介しています。
※マウント内径はバヨネット(マウント内側の爪)を含まない幅

ノーノちゃん

全部のマウントが載っているんだね。
はい。お持ちのカメラのマウントをご覧ください。

コヤくん

メーカー目次
キヤノン ニコン
ソニー ペンタックス
オリンパス・パナソニック パナソニック・ライカ・シグマ
富士フイルム

キヤノン

キヤノンマウントの種類
  • RFマウント
  • EFマウント
  • EF-Mマウント

RFマウント

キヤノンRFマウント
キヤノンのフルサイズミラーレスに採用されたマウントになります。

2018年に登場したキヤノンのフルサイズミラーレスに採用されたマウントになります。

一眼レフよりフランジバックを大幅に短縮し、レンズの高画質化を実現しています。

当初は高価なレンズが発売されましたが、今後は使いやすいレンズが次々に登場する予定になっています。

マウントアダプターEF-EOS Rを使って豊富なEFレンズを使用することもできます。(RFマウント対応アダプターは計4種類)

EFマウント

キヤノンEFマウント
キヤノンEOSシステムの主力となっているマウントです。

1987年から長く続いているマウントで、豊富なレンズが特徴です。

フルサイズ用レンズは「EF」、APS-C用レンズは「EF-S」の表記になっています。

メジャーなマウントのためシグマ製やタムロン製などの社外品対応レンズも多く、選択肢の多さが魅力となっています。

EF-Mマウント

キヤノンEF-Mマウント
ミラーレスのEOS M用に開発されたマウントになります。

2012年にキヤノンがミラーレスEOS Mシリーズを発売し、それに採用された一回り小さなマウントになります。

レンズを小型化することができコンパクトなカメラシステムになっています。

近年では「EOS Kiss M」がヒットしましたが、EF-Mレンズの種類はあまり増えていません。

キヤノンマウントレンズ互換表

キヤノンマウント互換表

EF-Mマウント、RFマウントはマウントアダプター経由でEFレンズを使用することができます。

補足
APS-C機の場合、焦点距離の約1.6倍相当の画角で写ることになります。フルサイズ(35mm)に合わせて計算することを35mm換算といいます。
【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!
補足
キヤノンの公式サイトでレンズを探すことができます。

ニコン

ニコンマウントの種類
  • Zマウント
  • Fマウント

Zマウント

ニコンZマウント
2018年に登場したニコンのフルサイズミラーレスに採用されたマウントになります。

新しいZマウントは内径が55mmと大きくなり、フランジバックの縮小とともに高画質化が進んでいます。

現在は少しずつZマウントレンズが登場していて、今後も充実すると思われます。

マウントアダプターFTZを使うことで、Fマウントレンズを使用することもできます。

Fマウント

ニコンFマウント
歴史の長いニコンの主力マウントになります。

1959年の登場から50年以上続いているマウントになります。

ニコンではフルサイズをFXフォーマット、APS-CをDXフォーマットと呼んで区別しています。

歴史あるマウントのためレンズの種類が豊富で、ニコンのオールドレンズも使用することができます(※ボディにより不可)。

ニコンマウントレンズ互換表

ニコンマウント互換表

Fマウントレンズをどのシステムでも使用できるようになっています。

補足
APS-C機の場合、焦点距離の約1.5倍相当の画角で写ることになります。フルサイズ(35mm)に合わせて計算することを35mm換算といいます。
【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!
補足
ニコンの公式サイトでレンズを探すことができます。

ソニー

ソニーマウントの種類
  • Eマウント
  • Aマウント

Eマウント

ソニーEマウント
現在ソニー主力のマウントになります。

2010年に登場したAPS-C初のミラーレス機から採用されているマウントになります。

Eマウントのフルサイズ用レンズを「FEレンズ」、APS-C用レンズを「Eレンズ」と呼んでいます。

マウントアダプターを経由してAマウントレンズを使用できます。

Aマウント

ソニーAマウント
ソニーの一眼レフに採用されたマウントになります。

1985年から始まったコニカミノルタのαマウントを、2006年にソニーが引き継いだマウントになります。

近年はEマウントが主力のためレンズの開発も止まっています。

フルサイズ用とAPS-C用レンズがあり、APS-C用レンズはDTレンズと呼ばれています。

ソニーマウントレンズ互換表

ソニーマウント互換表

EマウントのミラーレスはマウントアダプターでAマウントレンズを活用できます。

補足
APS-C機の場合、焦点距離の約1.5倍相当の画角で写ることになります。フルサイズ(35mm)に合わせて計算することを35mm換算といいます。
【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!
補足
ソニーの公式サイトでレンズを探すことができます。

ペンタックス

ペンタックスマウントの種類
  • Kマウント

Kマウント

ペンタックスKマウント
ペンタックス(現・リコー)の一眼レフで採用されているマウントになります。

1975年に登場し、現在も継続しているマウントです。

フルサイズ用は「D FA」、フィルム時代の35mmレンズは「FA」、APS-C用レンズは「DA」の名がつけられています。

超薄型レンズや防滴仕様など個性的なレンズが多いのも特徴です。

ペンタックスマウントレンズ互換表

ペンタックスマウント互換表

フルサイズレンズ、APS-Cレンズを相互に装着することができます。

補足
APS-C機の場合、焦点距離の約1.5倍相当の画角で写ることになります。フルサイズ(35mm)に合わせて計算することを35mm換算といいます。
【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!
補足
ペンタックスの公式サイトでレンズを探すことができます。

オリンパス・パナソニック

オリンパス・パナソニックマウントの種類
  • マイクロフォーサーズシステム
補足
レンズはオリンパス・パナソニックどちらのカメラでも装着できます。

マイクロフォーサーズシステム

オリンパス・パナソニック・マイクロフォーサーズマウント
小型ミラーレス機の先駆けとなったマイクロフォーサーズのマウントになります。

2008年、オリンパスとパナソニックにより登場した4/3型イメージセンサーを積んだカメラのマウントになります。

小型のイメージセンサーであるためレンズもコンパクトで扱いやすくなっています。

マイクロフォーサーズマウントレンズ互換表

オリンパス・パナソニック・マイクロフォーサーズマウント

純正マウントアダプターで旧式の「フォーサーズレンズ」「OMレンズ」を装着することができます。

補足
マイクロフォーサーズ機の場合、焦点距離の約2倍相当の画角で写ることになります。フルサイズ(35mm)に合わせて計算することを35mm換算といいます。
【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!
補足
オリンパスパナソニックの公式サイトでレンズを探すことができます。

パナソニック・ライカ・シグマ

パナソニック・ライカ・シグママウントの種類
  • Lマウント

Lマウント

Lマウント
パナソニック・ライカ・シグマで互換性のあるマウントになります。

2018年、パナソニック・ライカ・シグマの3社協業の「Lマウントアライアンス」により開始されたマウントになります。

パナソニックがフルサイズミラーレスを出す際に、ライカのサポートを受けてライカLマウントを採用し、シグマもこの協業に参加することで新たなマウントシステムが登場しました。

ライカ製のLマウントレンズは高額ですが、シグマ製Lマウントレンズは比較的安価でラインナップも豊富です。

Lマウントレンズ互換表

Lマウント-互換表

ライカMレンズアダプターでライカMレンズを、シグマのMC-21 SA-LでシグマSAレンズを、MC-21 EF-Lでシグマ製EFレンズが装着できます。

富士フイルム

富士フイルムマウントの種類
  • Xマウント

Xマウント

富士フィルムマウント
富士フイルムのAPS-Cミラーレス機のマウントになります。

2012年、富士フイルムのAPS-CミラーレスとしてXマウントが登場しました。

新しいマウントですが種類は豊富で、小型レンズが多いことが特徴です。

1種類のマウントであるため、全てのXマウントレンズが使用できます。

富士フイルムマウントレンズ互換表

富士フィルムマウント互換表

富士フイルムは純正のライカMマウントアダプターを発売しています。

補足
APS-C機の場合、焦点距離の約1.5倍相当の画角で写ることになります。フルサイズ(35mm)に合わせて計算することを35mm換算といいます。
【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!【35mm換算】とは?焦点距離の倍率と計算方法を解説!
補足
富士フイルムの公式サイトでレンズを探すことができます。

マウント一覧表

各メーカーのマウントを一覧表にしました。

メーカー キヤノン ニコン ソニー ペンタックス オリンパス
パナソニック
富士フイルム
マウント名 RFマウント EFマウント EF-Mマウント Zマウント Fマウント ニコン1マウント Eマウント Aマウント Kマウント Qマウント マイクロフォーサーズ Xマウント
内径 54mm 54mm 47mm 55mm 47mm 36mm 46mm 50mm 48mm 29mm 40mm 43.5mm
タイプ ミラーレス 一眼レフ ミラーレス ミラーレス 一眼レフ ミラーレス ミラーレス 一眼レフ 一眼レフ ミラーレス ミラーレス ミラーレス
イメージ
センサー
フルサイズ フルサイズ
APS-C
APS-C フルサイズ フルサイズ
APS-C
1型 フルサイズ
APS-C
フルサイズ
APS-C
フルサイズ
APS-C
1/2.3型
1/1.7型
4/3型 APS-C
*レンズ本数 5本 77本 7本 5本 82本 10本 52本 33本 46本 8本 61本 31本

※レンズの本数は2019年6月時点の現行モデルです。

ノーノちゃん

各社のマウントが、これで整理できたよ。
次は、フルサイズ機に乗り換える場合の注意点を解説しておきます。

コヤくん

4. フルサイズでAPS-Cレンズを使う

フルサイズでAPS-Cレンズを使う場合、メーカーによって注意点があります。

まずAPS-Cレンズが装着できるかはこのようになります。

  • ニコン・ソニー・ペンタックス:
    フルサイズにAPS-Cレンズは装着可能
  • キヤノン:
    フルサイズにAPS-Cレンズは装着不可

次に、APS-Cレンズを装着できるニコン・ソニー・ペンタックスの場合、注意点が3つあります。

APS-Cレンズを使う注意点
  1. 光学ファインダーが見にくくなる
  2. 画素数が落ちる
  3. APS-C相当の画角になる

①光学ファインダーが見にくくなる

APS-C用レンズの写る範囲は狭いので、フルサイズ機に装着するとファインダー内は周囲が暗くなります(これをケラレといいます)。

フルサイズにAPS-Cレンズをつけたファインダー
APS-Cレンズをつけると一眼レフのファインダー内は周囲が暗くなります。
※レンズによってケラレの範囲は異なります。

また小さいAPS-C枠は表示されるのですが、フルサイズの広い光学ファインダーが活用できなくなります。

補足
APS-Cの範囲だけクロップ(撮影時に自動切り取り)して画像を保存することは可能です。
ミラーレスは問題なし

ミラーレス機の場合は電子ビューファインダーになります。

自動的に写る範囲がクロップ(切り取り)されて表示されるのでケラレはなく、撮影しやすくなっています。

ミラーレス機にAPS-Cレンズをつけたファインダー
ミラーレス機の場合、APS-Cレンズをつけても自動的に写る範囲だけが見えます。

②画素数が落ちる

APS-Cレンズを使う画素数
APS-Cレンズをつけるとクロップ(切り取り)された範囲が記録されるので、画素数は落ちます。

画素数は機種によりますが、主な機種ではこのようになります。

  • 2400万画素の機種→ 約1000万画素
  • 4200万画素の機種→ 約1800万画素

元の画素数が小さい機種ほど不利になります。

③APS-C相当の画角になる

フルサイズ-APS-Cレンズの焦点距離
同じくクロップされるため、拡大されて望遠寄りの画角になります。

APS-Cレンズを装着すると、クロップされるためフルサイズ機ですがAPS-C機を使う場合の画角で写ります。

APS-Cレンズに書かれた焦点距離の約1.5倍相当の画角で写ることになります。

画角とは?
画角とは、写真で写る範囲になります。広く写る広角~望遠まであります。

画角・焦点距離についてはこちらで解説しています。
レンズの焦点距離・画角をわかりやすく解説レンズの焦点距離・画角をわかりやすく解説

ノーノちゃん

APS-Cレンズも生かせるのはいいけど、不便なことはあるね。
光学ファインダーの見辛さや、焦点距離の見方が変わるので、少しややこしいですね。

コヤくん

5. マウントのまとめ

カメラとレンズの組み合わせがわかると、交換レンズが選びやすくなります。

「あのカメラだったらこのレンズが使えたのに」という後悔をしないよう、交換レンズもチェックしておくことが大切です。

まとめ
  • マウントはレンズの取り付け口の規格
  • ボディとレンズは同じマウントでないと装着できない
  • マウントアダプターを使うことで他マウントのレンズを装着できる
  • マウント選びはレンズ選び
  • フルサイズ機にAPS-C用レンズを使うには各社で注意事項あり

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