未経験のITエンジニア転職【テックキャンプ】

Lightroom Classic【書き出し設定を全解説】SNS用のサイズ設定もあり!

Lightroom Classic書き出し設定

Lightroom Classicの書き出しは、現像した写真をSNSやプリントなどで実際に使える写真として出力することをいいます。

このページでは、最適な書き出しサイズやわかりにくい設定を解説しています。

ノーノちゃん

Lightroomは最後まで設定が難しいよ。
書き出しは一度設定すれば、次回から簡単になるので頑張ってくださいね。

コヤくん

1. 書き出し設定

現像モジュールで写真をレタッチした後は、JPEGなどに書き出す設定が必要になります。

書き出し設定ウインドウでは、このように上から順に設定を行います。

Lightroom Classic書き出し設定

書き出し設定の操作

書き出しウインドウを出す操作は以下の3つの方法があります。

書き出し操作
  1. ショートカットキー
  2. 現像モジュール
  3. ライブラリ画面

ショートカットキー

ライブラリ・現像モジュールともにCtrl+shift+Eで書き出し設定を出すことができます。

Lightroom Classic書き出しショートカットキー

現像モジュール

現像モジュールでは、上部メニューの「ファイル」-「書き出し」で表示することができます。

Lightroom Classic書き出し設定

ライブラリ画面

ライブラリ画面では、左下に書き出しボタンが用意されています。

Lightroom Classic書き出し設定

補足
複数の写真を選択し、まとめて書き出すこともできます。

ノーノちゃん

これから、一つずつ設定を解説してくれるんだね。
はい。難しい設定が多いので、わからない方は最後に紹介している私の設定も参考にしてみてください。

コヤくん

2. 書き出し設定の解説

書き出し画面の項目を上から一つすつ解説していきます。

書き出し先

Lightroom Classic書き出し設定

書き出し先は3つから選択できますが、通常はデフォルトのまま「ハードディスク」にしておきます。

書き出し場所

書き出し場所を決める、重要な設定になります。

Lightroom Classic書き出し場所

上の書き出し先項目は「特定のフォルダー」にすると、右にある「選択」から書き出すフォルダを選ぶことができます。

ここではデスクトップに「現像済」というフォルダを作っておいたので、そのフォルダを指定しています。

サブフォルダーの作成は好みで選択します。

「サブフォルダーに保存」にチェックを入れてフォルダ名を入れると、下の例のようにサブフォルダを作成して書き出すことができます。

Lightroom Classic書き出し場所


Lightroom Classic書き出し

「既存のファイル」ではデフォルトでは「処理方法を確認」が選択されています。

「処理方法を確認」にしておくと、書き出し時に同じファイル名の写真があった場合、警告画面が表示されます。

Lightroom Classic書き出し設定

ここでは上書きをするか、「一意のファイル名を使用」を選択してファイル名の末尾に数字を付けて重複しないようにできます。

ファイルの名前

書き出す際にファイル名を変えたい場合に設定します。

Lightroom Classic書き出し設定ファイルの名前

「変更後の名前」にチェックを入れ、右の項目からパターンを選択します。

例えば「ファイル名+連番」、「カスタム名+連番」などにできます。連番の場合は右の「開始番号」で写真ごとに番号を入力します。

一番下の「編集」を選択すると、「ファイル名テンプレートエディター」が開いて細かくカスタマイズすることができます。

Lightroom Classic書き出し設定

各項目から選んで「挿入」をクリックすると、上部の枠に表示されます。「-(ハイフン)」や削除などを使いながら作成します。

例えば「ファイル名+日付+連番」としたり、連番は「01」や「001」タイプを選択することもできます。

ビデオ

Lightroom Classicに取り込んだ動画ファイルの書き出し設定になります。

Lightroom Classic書き出し設定ビデオ

静止画の書き出し時はグレー表示になり、設定はできません。

Lightroom Classicに取り込んだ動画を書き出す場合は以下のような表示になります。

Lightroom Classic書き出し設定ビデオ

Lightroom Classicでは動画の明るさ調整や色合いのプリセットを適用することができます。

編集後にこの設定画面で、ファイル形式と画質を選択できます。

ファイル設定

この設定では画像形式とカラースペースを決めることができます。

Lightroom Classic書き出し設定ファイル設定

まず上の「画像形式」です。

Lightroom Classic書き出し設定画像形式

「画像形式」は一般的な用途ではデフォルトの「JPEG」に設定し、右の画質(圧縮効果)を設定します。

画質は「100」が最も高画質で、下げるほと低画質になりファイルサイズが小さくなります。

JPEGの圧縮は多少であれば見分けがつかないので、WEB用途であれば画質80~90程度でもよいかと思います。

その他のファイル形式は様々ありますが、業務用途で「TIFF」納品が使われることがある程度なので、基本はJPEGにしておけば大丈夫です。


Lightroom Classic書き出し設定カラースペース

「カラースペース」は基本はデフォルトの「sRGB」にしておきます。

写真を見るディスプレイがAdobe RGB対応であれば、「Adobe RGB」を選択することで最適な色再現域で見ることができます。

「Display P3」はApple社が作成したカラースペースで、iPhoneはiOS 11から対応しています。sRGBに比べて赤の色域が広いことが特徴です。

右にある「ファイルサイズの制限」は、KB単位などファイルサイズを軽くしたい場合の用途になります。

画像のサイズ調整

画像のサイズ調整は、ピクセルサイズ(画素数)を変更する場合に使う設定になります。

Lightroom Classic書き出し設定画像のサイズ調整

使用する場合は「サイズ変更して合わせる」にチェックを入れます。

サイズの決め方は種類がありますが、「長辺」を指定すると縦横の長い側のみを決めるのでシンプルな操作になります。

Lightroom Classic書き出し設定画像のサイズ調整

ここでは長辺を3000、単位をpixelとして設定しています。イメージ図はこのようになります。

Lightroom Classic書き出し設定

右の「解像度」は、pixel単位でサイズを決める場合は無関係のため設定不要です。どの数値を入れても画質に変化はありません。

補足
SNS向けのリサイズは「Twitter・インスタ向けサイズ調整」の項目で解説しています。

解像度設定

※基本的に業務用途なので、通常は設定不要です。

Lightroom Classic書き出し設定解像度

「解像度」の設定は、解像度に合わせた画像データを書き出す必要がある場合に設定します。

解像度は1inch当たりのpixel数となるppi(pixels per inch) で表され、簡単に言えば印刷した用紙での精細感や綺麗に見える度合いになります。

一般的には200ppiあれば綺麗に見えますが、商業印刷では用途により200~350ppiが使用されます。

設定画面では用紙サイズの寸法を「cm」単位で入力し、解像度を「pixel/inch」単位で入力します。

Lightroom Classic書き出し設定解像度

この例ではA4サイズで350ppiになるように設定しています。

この設定で書き出すと、元の画像は6000×4000ピクセルでしたが、書き出される画像は350ppiに合わせたピクセル数で作成されます。

Lightroom Classic書き出し設定

シャープ出力

シャープ出力は、書き出し時のシャープ処理になります。

Lightroom Classic書き出し設定シャープ出力

現像時にシャープ処理を行っていてもリサイズで縮小する際に解像度が落ちるため、この設定で解像度を補うことが目的になります。

使用する場合は「シャープ対象」にチェックを入れます。

Lightroom Classic書き出し設定シャープ出力

WEB用途であれば「スクリーン」、プリント用途であれば用紙の種類を選び、シャープ処理の適用量を選択します。

実際に効果を確認したところ、適用量はデフォルトの「標準」でシャープさは戻りますが、境界線などのエッジに白フチが発生しやすくなります。

写真によって「弱」も選択するとよさそうです。

メタデータ

メタデータは、書き出す写真に含めるメタデータのパターンを選択する設定になります。

Lightroom Classic書き出し設定メタデータ

プルダウンから5パターンを選びます。

Lightroom Classic書き出し設定メタデータ

できるだけ写真に情報を含めたくない場合は「著作権情報のみ」を選択します。

筆者の場合は、絞りやシャッター速度などのExif情報は含めて現像情報は含まない「Camera Raw情報以外のすべて」を選択しています。

下の「人物情報を削除」「場所情報を削除」はデフォルトでチェックが入っています。基本はこのままでよいですが、GPS情報を写真に含めたい場合などはチェックを外します。

透かし

写真に著作権情報の透かし文字(クレジット表記・ウォーターマーク)を載せる設定になります。

Lightroom Classic書き出し設定透かし

Lightroom Classic書き出し設定透かし

透かしを入れることで写真の著作権を主張したり、無断転載を防ぎたい場合に使用します。

「透かし」にチェックを入れ、プルダウンから「透かしを編集」をクリックすると透かしエディターのウインドウが開きます。

Lightroom Classic書き出し設定透かし

Lightroom Classic書き出し設定透かし

調整項目では透かしの文字入力や位置、透明度などを設定できます。

毎回設定するのは手間ですが、後ほど紹介するプリセット登録をすると、次回以降も自動で透かし設定を適用することができます。

補足
透かしのフォントは一覧が表示されていますが、一部は使えないフォントも含まれています。

後処理

後処理では、書き出しと同時に行う動作を指定できます。

Lightroom Classic書き出し設定後処理

Lightroom Classic書き出し設定後処理

プルダウンから「エクスプローラーで表示」を選ぶと、書き出し後にその写真が入っているフォルダが自動で開きます。

Lightroom Classic書き出し設定

すぐにフォルダへアクセスしたい場合はこの設定が便利です。

書き出しのプリセット登録

書き出し設定を、プリセットとして複数登録しておくことができます。

Lightroom Classic書き出し

例えばブログ画像用に700pixelで書き出す設定と、Twitter用に3000pixelで書き出す設定を登録しておくと、ワンクリックで切り替えができるので便利です。

ここでは作成した現像済フォルダ内に、「Twitter」「ブログ」「富士フイルムプリント」の3つのフォルダを作成しました。

Lightroom Classic書き出し設定

そして設定ごとに左下の「追加」をクリックして登録します。これを3つ分作成します。

Lightroom Classic書き出し設定プリセット

ここでは3つのフォルダ名に合わせて同じプリセット名で登録しました。

Lightroom Classic書き出し設定プリセット

プリセットができると、左のプリセット名を選択するだけで書き出し内容が表示されます。
(複数のプリセットを一括適用する場合は、左にあるチェックを入れます)

また、プリセットを作成すると右クリックする書き出し方法も便利になります。

書き出したい写真を右クリックし、「書き出し」-「ユーザープリセット」からプリセット名を選択します。

Lightroom Classic書き出し設定プリセット

この方法でプリセット名を選択すると、書き出しウインドウは表示されず、すぐに書き出し処理が実行されます。

ノーノちゃん

一つずつ見ていくと、少しずつわかってきたよ。
重要なのは書き出し場所やサイズ調整なので、その部分はじっくり決めてくださいね。

コヤくん

3. 筆者の書き出し設定

ここでは普段から筆者が使っている、Twitter投稿用の書き出し設定をご紹介します。

設定がわからない方は参考にしてみてください。

Lightroom Classic書き出し設定

写真の長辺は3000pixelに設定していて、WEB用途としては大きめのサイズにしています。

画質は100だとTwitter上限の5MBを超えることが多いので90に設定しています。

書き出しファイル名は<日付+ファイル名>としています。

同じ写真で編集と書き出しを繰り返すとファイル名重複の警告画面が出ますが、その度に「一意のファイル名を使用」をクリックして末尾に番号を自動で振っています。

ノーノちゃん

書き出しフォルダも、年ごとに分けているんだね。
はい。整理しておくと後から探しやすくなります。

コヤくん

4. 書き出し処理

設定が全て終わったら、下の「書き出し」をクリックします。

Lightroom Classic書き出し設定

補足
書き出しを行うと、書き出し設定は初期状態には戻らず、次回も同じ設定のままで書き出しウインドウが開きます。

書き出し中は、画面左上に進行バーが表示されます。写真の枚数が多いほど、書き出しに時間がかかります。

Lightroom Classic書き出し設定

まれに写真の選択枚数を誤っていたり、全選択されているケースもあるので、この進行バーの写真枚数を確認しておくとよいでしょう。

ノーノちゃん

これで設定は終わりだね。
最後に、SNSに写真を投稿する際のサイズ調整をまとめておきます。

コヤくん

5. Twitter・インスタ向けサイズ調整

ここではSNSに最適なサイズ調整を、各サービスの公式サイト情報からまとめています。

※2021年1月時点の各サービス公式サイト情報を掲載しています。

Twitter

Twitterは、ファイルサイズの大きな画像でなければ比較的自由なサイズで投稿できます。

端末によって違いがあり、PCからの投稿は長辺4096ピクセルまで、モバイルのTwitter公式アプリからの投稿は長辺2048ピクセルに自動リサイズされて投稿されます。

Twitterの推奨サイズ
  • 長辺4096ピクセル以下(PC投稿)
  • 長辺2048ピクセル(モバイル投稿)
  • 5MB以下

Lightroom-Twitter向け書き出し推奨解像度

PCから投稿する場合は、長辺を2000や3000pixel(単位はpixelを選択)などにしておきます。(「解像度」の数値は無関係なので変更不要です。)

ピクセル数が大きいほど拡大しても綺麗に見れるメリットがありますが、ファイルサイズは最大5MBになります。

横幅3000pixelで画質100だと写真によっては5MBを超えることがあるので、その場合は画質を下げたり、2000pixelなどに下げるようにしておきます。

一例として、このようなサイズ設定になります。

Lightroom ClassicTwitter書き出し設定

補足
ツイッターは2019年12月から、4096ピクセル・5MBまでであればほぼ画質劣化なくアップロードされる仕様となっています。

Instagram

インスタグラムは推奨ピクセル数が指定されています。

このピクセル数より大きいとリサイズされて画質が悪くなるので、予め以下のピクセル数にしておきます。

Instagramの推奨サイズ
  • 縦長(4:5):1080 × 1350
  • 正方形(1:1):1080 × 1080
  • 横長(1.91:1):1080 × 566~1080
  • ストーリーズ:1080 × 1920

Lightroomインスタ向け書き出し推奨解像度

インスタ用画像は一眼カメラの3:2の比率とは異なるので、Lightroomの現像時にトリミングしておく必要があります。

現像の「切り抜きツール」で「元画像」をクリックすると、様々な縦横比が選べます。

インスタ用には「1×1」や「4×5」を選択します。ここでは「4:5」にしてみます。

Lightroomインスタ向け書き出し推奨解像度

あとは切り抜き時に縦横を切り換えることで、インスタの4:5に合う画像になります。

切り抜き時の縦横切り替えは、ショートカットキーXが便利です。

Lightroomインスタ向け書き出し推奨解像度

「4:5」の場合のサイズ設定は、このようになります。

Lightroom Classic-Instagram書き出し設定

Facebook

Facebookの推奨解像度は、長辺2048ピクセル以下となっています。

このピクセル数より大きいとリサイズされて画質が悪くなるので、予めこのピクセル数にしておきます。

Facebookの推奨サイズ
  • 長辺2048ピクセル

LightroomFacebook向け書き出し推奨解像度

Facebookのサイズ設定は、このようになります。

Lightroom Classic-Facebook書き出し設定

ノーノちゃん

SNSは推奨のサイズ設定にしないと、画質が悪くなるよね。
そうですね。上記の設定値を参考にしてみてください。

コヤくん

サービス比較表

Twitter・Instagram・Facebookの画像サイズを一覧表でまとめました。

Twitter Instagram Facebook
解像度 長辺4096ピクセル以下
5MB以下
縦長(4:5):1080 × 1350
正方形(1:1):1080 × 1080
横長(1.91:1):1080 × 566~1080
ストーリーズ:1080 × 1920
長辺2048ピクセル

6. まとめ

書き出し設定はLightroom Classicの最後の作業ですが、ここでもプロ仕様のため難しい項目が多くなっています。

ただプリセットを活用することで2回目からの作業は簡単になるので、このページを参考にマスターしてみてください。

まとめ
  • 書き出しは「Ctrl+shift+E」が便利
  • 書き出しはLightroom Classic最後の作業
  • プリセットに設定を保存できる
  • SNSは利用サービスによって調整が必要