キヤノンから新型フルサイズミラーレス、EOS R6が発売されました。
このページではEOS R6と旧モデルEOS Rとのスペックや違いを比較しています。
ノーノちゃん
コヤくん
このページの目次
1. 外形寸法
横幅はEOS R6が2.6mm長く、厚みは4mm増えています。高さはEOS Rが0.8mm高くなっています。
手ブレ補正内蔵のためか、上から見るとR6の厚みが増しています。
また重さはR6が20g重くなっています。
2. 発売日と価格
2機種の発売時期と相場はこのようになっています。
- EOS R6:2020年8月27日
- EOS R:2018年10月25日
3. 外観の違い
まず外装の素材はそれぞれ異なっています。
- EOS R6:(外側)ポリカーボネート樹脂、(内部)マグネシウム合金
- EOS R:フルマグネシウム合金
素材や剛性面ではフルマグネシウム合金のEOS Rが一歩優れています。
EOS R6は上部のドットマトリクス表示パネルがなく、一般的な撮影モードダイヤルとなっているのが見た目の大きな違いになります。
背面の配置も大きく変更されました。
EOS R6ではEOS Rのマルチファンクションバーの位置にジョグダイヤル型のマルチコントローラーが配置されました。そして十字キーは5D系のようなサブ電子ダイヤルに変更されています。
AF-ONボタンはやや左寄りに配置され、マルチコントローラーとともに操作しやすそうな印象です。
拡大ボタン、Qボタンが独立し、左上にはレーティングボタンが配置されました。電源スイッチは指が引っかかる形状になっていてON/OFF操作がしやすくなっています。
また前面には絞り込みボタンが設置されて便利になりました。
サブ電子ダイヤルは十字キーのような機能割り当てはできないので、EOS Rや他社からの乗り換えユーザーは慣れが必要です。
カスタマイズはマルチファンクションボタンやAEロックボタン、AFフレーム選択ボタンなどを活用することになりそうです(RATEボタンは画像プロテクト・画像消去のカスタマイズのみ)。
4. EOS R6の進化ポイント
EOS R6のスペックを、EOS Rと比較しながら確認してみます。
R6は外観だけでなく、カメラの性能も大きく進化しました。
映像エンジン
- EOS R6:DIGIC X
- EOS R:DIGIC 8
EOS 6はDIGIC Xへ進化し、画像処理性能が向上したことで連写が速くなったり、デュアルピクセルCMOS AFの検出性能が向上しています。
画素数
- EOS R6:2010万画素
- EOS R:3030万画素
EOS R6は約2000万画素と画素数は小さくなりましたが、EOS-1D X Mark IIIのCMOSセンサーをカスタマイズしたセンサーを採用しています。
画素数が落ちることでトリミング耐性は弱くなりますが、高感度画質やダイナミックレンジには良い影響があります。
シャッター音
EOS RとEOS R6のシャッター音は大きな違いがあります。
こちらはEOS Rのシャッター音を収録した動画になります。
次にEOS R6のシャッター音です。
録音状況が違っているのでわかりにくいですが、シャッター音の種類はEOS Rより鋭く切れ味の良い音になっています。
参考に、R6と似ているR5の音はこちらになります。
多くの体験レビューによると、シャッター音量はEOS Rより抑えてあるとの意見が多く出ています。
ニコンやソニーのフルサイズミラーレス機もシャッター音を抑えているので、シャッターショックの小さい音が近年の主流になっています。
ISO感度
- EOS R6:(常用)ISO100~102400
(拡張)L(50)、H(204800) - EOS R:(常用)ISO100~40000
(拡張)L(50)、H2(102400)
ISO感度性能は、2010万画素のEOS R6が常用感度102400という高い感度を達成しています。
EOS R6は新センサーであることや、画素数を抑えることで1画素当たりの受光量が増えるため、高感度により強くなっています。
こちらの動画では、EOS R6とR5、EOS RやRPとの高感度画質比較が行われています。
R5との比較はこの環境ではわかりにくいですが、EOS RやRPとは高感度画質に差が出ていることがわかります。
こちらの海外評価サイトdpreview.comを活用すると、EOS R6の高感度画質を比較することができます。
DPREVIEWのEOS R6の高感度画像。
かなりいいね。 pic.twitter.com/iNX4cORRQY— 星景写真家 湯淺光則 (@m_roadster) July 21, 2020
このサイトで機種ごとに比較してみると、EOS R6はEOS Rよりノイズの少ない画質となっています。
またニコンZ6やソニーα7IIIのライバル機と比べても十分な高感度画質となっていました。
AF性能
- EOS R6:デュアルピクセルCMOS AF II
- EOS R:デュアルピクセルCMOS AF
EOS R6はデュアルピクセルCMOS AF IIへアップグレードされ、より高精度なAFとなっています。
EOS RでもサーボAFの特性をカスタマイズできましたが、R6はさらにEOS-1D X Mark IIIのAFアルゴリズムを採用しています。
こちらの動画では初めにRFレンズ(RF24-70mm F2.8 L IS USM)、次に古いEFレンズ(EF85mm F1.8 USM)をつけた合焦速度をテストしています。
やはり最適化されたRFレンズは瞬間的に合焦するAF性能となっています。ただマウントアダプターを経由したEFレンズでもある程度のAF速度は出ていると思います。
R6は被写体に応じて4種のカスタム設定(Case 1~4)ができ、鉄道やペット、子供など被写体により動作を最適化できます。
そして光束対応AFはF22となっていて、同時発売の望遠レンズRF600mm F11 IS STMにテレコンRF2.0xを装着してもフォーカスできることになります。
人物・動物AF検出
- EOS R6:人物・動物AF
- EOS R:人物AF
EOS R6はディープラーニング技術を使った[EOS iTR AF X]により、人物は「瞳・顔・頭部」、動物(犬・猫・鳥)は「全身・顔・瞳」の検出が可能となっています。
これにより人物や動物は横や後ろ向きでも補足できるようになっています。
上記と同じ動画ですが、人物と動物のAF捕捉性能がテストされています。
EOS R6は顔や身体も捕捉できるので、AFフレームが外れにくく常に捕捉し続けています。
低輝度合焦限界
- EOS R6:EV-6.5
- EOS R:EV-4
※EOS R6はF1.2レンズ使用時・中央測距点・ワンショットAF時
低輝度合焦限界はEOS R6がEV-6.5と数値が優れています。
画像出典:キヤノン公式サイト
この数値は使用レンズなど撮影条件により変化するので、どの程度R6の方が上回っているのかは難しいところです。
ただそれでも暗い場所のAFは強化されている機種になっています。
測距エリア
- EOS R6:横 約100% × 縦 約100%(最大)
- EOS R:横 約88% × 縦 約100%(最大)
EOS R6は[顔+追尾優先AF]でRFレンズ(RF600mm F11 IS STM/RF800mm F11 IS STMおよびエクステンダーRFを除く)を使った場合、測距エリアは縦横100%になります。それ以外の任意選択のAFエリアは横90% × 縦100%となります。
画像出典:キヤノン公式サイト
EOS Rも広い測距エリアですが、さらに広くなったことで構図の自由度が高くなり撮影しやすくなっています。
またAFエリアの分割数は最大1053分割となっていて(EOS Rは143分割)、より高精度なピント合わせができます。
画像出典:キヤノン公式サイト
1053分割となったことでAFフレームの移動に時間がかかりそうですが、マルチコントローラーはAF枠の移動スピードが高速化(速度を3段階で調整することも可能)されているので操作性は良くなっています。
連写性能
- EOS R6:(メカシャッター)最高約12コマ/秒
(電子シャッター)最高約20コマ/秒 - EOS R:最高約8.0コマ/秒(ワンショットAF時)
EOS R6はメカシャッターとしては最速レベルの連写速度になりました。電子シャッター時はAF/AE追従で約20コマ/秒を実現しています。
海外のキヤノン公式動画では、R5になりますが電子シャッター連写が紹介されています。
(※音声が出ます)
この動画を見ると、初めに一瞬ブラックアウトがありますが、その後は連続したコマ送りとして表示されています。
画像出典:キヤノン公式サイト
キヤノン公式サイトでは電子シャッター連写の作例にローリング歪みの出やすいゴルフスイングを紹介していますが、クラブは不自然な歪みはないように見えます。
以下の動画では、EOS R6のローリングシャッター歪みをテストしています。
真っ直ぐの棒状に対して電子シャッターで左右に振る厳しい条件では、この程度の歪みが出るようです。
連写速度について
EOS R6の連写速度は上記の仕様ですが、バッテリー残量や様々な条件により連写速度は遅くなります。
例えば、バッテリー残量が60%以下になるとメカシャッター12コマ/秒が9.2コマ/秒や6.8コマ/秒に減少したり、フリッカーレス撮影時も連写速度が低下するとのことです。
以下は、バッテリー残量が60%以上のEOS R6と、残量60%以下のEOS R5をそれぞれ連写した動画になります。
「サーボAF時は、被写体条件や使用レンズにより、連続撮影速度が低下することがあります。」
※サーボAF時の連写速度についてはわかり次第追記する予定です。
ボディ内手ブレ補正
- EOS R6:ボディ5軸補正(最大8段)
- EOS R:なし
EOS R6には待望のボディ内手ブレ補正が搭載されました。
しかもレンズ内光学式手ブレ補正との協調制御が可能となっていて、IS搭載RFレンズの場合は最大8段の効果があります。
IS搭載RFレンズとの協調補正が動作した場合、このように手ブレ補正アイコンに「+」が付きます。
こちらの動画ではEOS R6で手ブレ補正なし、協調手ブレ補正、そしてボディ内手ブレ補正を順に効果を比較しています。
また動画記録時もボディ内手ブレ補正は動作するようで、公式サイトに「レンズ内手ブレ補正とボディー内手ブレ補正の協調制御」が動作すると書かれています。
動画性能
- EOS R6:4K60p・フルHD120p
- EOS R:4K30p(約1.7倍クロップ)・フルHD60p・HD120p
EOS R6は4K60p記録に対応しました。また4K60pはクロップなし(「する」も選択可)なので、広角を生かした動画を撮影することができます。
また5.1Kオーバーサンプリングにより高画質な4K動画が記録できます。
注意点として、EOS R6の動画記録時は温度上昇にともなう撮影時間の制限があります。
参照元:キヤノン公式サイト
- 2機種ともに温度上昇とは関係なく、連続録画30分制限があります。
- 「動画電子IS」を使用すると画角がクロップされます。
EVF
- EOS R6:0.5型 369万ドット 0.76倍
- EOS R:0.5型 369万ドット 0.76倍
- EOS R6:省電力優先(60fps)、なめらかさ優先(120fps)
- EOS R:省電力優先(30fps)、なめらかさ優先(60fps)
画像出典:キヤノン公式サイト
EVFの大きさやドット数は2機種ともに同じになっています。
ただ選択できるフレームレートに違いがあり、EOS R6は省電力優先でもなめらかな表示となる60fps仕様となっています。
記録メディア
- EOS R6:デュアルスロット SDカードUHS-II ×2
- EOS R:シングルスロット SDカードUHS-II
EOS R6はデュアルカードスロット仕様へ変更されています。
2枚のSDカードに同時記録することで、静止画はバックアップしながら安全に撮影することができます。
ただ動画撮影は2枚同時記録には非対応の仕様のため、バックアップ記録はできなくなっています。
バッテリー(撮影枚数)
- EOS R6
ファインダー:約250枚(なめらかさ優先)
ライブビュー:約360枚(なめらかさ優先)
約510枚(省電力優先)
- EOS R
約370枚(なめらかさ優先)
約450枚(省電力優先)
EOS R6のバッテリーLP-E6NH(2130mAh)は容量を増やしていますが、カメラの消費電力が大きくなっているためか撮影枚数は伸びていません。
ただこの撮影枚数はCIPAによるやや厳しい測定基準によるものなので、実際には表記の枚数より多く撮れると思われます。
5. EOS R6で改善された点
EOS R6はEOS Rで指摘されていた不満点が、いくつか改善されています。
プレビューの表示速度
撮影画像を表示するに設定していた場合、EOS Rではワンテンポ遅れて画像が表示される問題がありました。EOS R5になりますが、撮影後すぐに表示されて改善しているとの体験レビューが出ています。
水準器非表示問題
EOS Rでは瞳AFを使おうとしてAF方式を「顔+追尾優先AF」に設定した際、水準器が表示されない問題がありましたがEOS R5・R6では改善されました。
例えば瞳AFを使うポートレートでは水平を取りたい場面がありますし、追尾優先を使う鉄道撮影では水準器表示ができて便利になりそうです。
この点についてキヤノンサポートへ問い合せた内容になります。
コヤくん
キヤノンサポート
バリアングル時のEVF動作
バリアングルを開いた際、EVFのアイセンサーが反応して液晶モニター画面が消えることがあります。
そのバリアングルを開いた時のアイセンサー動作を選択できるようになりました。EOS R5・R6どちらにもこの機能があります。
このように「モニター固定」設定にしておくことで、EVFを塞いでも液晶モニターを表示されたままにすることができます。
プレビュー確認を背面液晶で行う
EOS R6はメニューの「撮影画像の確認」に「ファインダー内表示」の項目が追加されています。
この設定を「しない」にすると、EVFを使用している際に撮影画像をEVF内ではなく背面液晶モニターにのみ表示させることができます。
一眼レフのスタイルで撮影画像を確認したい場合はこの設定が便利です。
6. EOS R6の不満点
筆者が個人的に改善を期待していた点をまとめてみました。
MF拡大時にシャッター半押しで戻らない
EOS R6はMF時に拡大ボタンでピント合わせをした後、シャッターボタン半押しで拡大が解除されない仕様となっています。これはEOS Rと同じ仕様で改善がありませんでした。
MFでフォーカスガイドを使う場合はもとより拡大操作ができない仕様なのでよいのですが、電子接点のないオールドレンズを装着した場合はフォーカスガイドが使えないので画面拡大と解除の操作性は重要になると思います。
この点についてキヤノンサポートへ問い合せた内容になります。
コヤくん
(撮影後には自動で拡大が解除されます。)
このたびは、EOS R5やEOS R6をご検討いただいているところ、
ご希望に適うご案内ができず、誠に申し訳ございません。
キヤノンサポート
また、発売前の現時点ではEOS R6の仕様表にフォーカスガイドの記載がありませんが、機能はついているようです。
コヤくん
キヤノンサポート
撮影直後の画像から前の画像を表示できない
撮影直後の画像(プレビュー)を表示した場合、その画像が表示されている状態からサブ電子ダイヤルを回して一つ前の画像を表示させることはできない仕様でした。
以前に撮影した画像を表示させるには、プレビュー表示中でも一度再生ボタンを押して再生画面に入る必要があるとのことです。
これはEOS R5・R6に限らずキヤノン機の仕様のようですが、プレビュー表示からそのまま前の画像に移動できると便利でした。
この点についてキヤノンサポートへ問い合せた内容になります。
コヤくん
お手数ですが、別の画像を確認する場合は、再生ボタンを押し、画像を切り替えていただけますようお願いいたします。
キヤノンサポート
動画は2枚同時記録不可
EOS R5はデュアルスロットにRAW+MP4の同時記録が可能な仕様ですが、EOS R6はSDカード2枚に動画を同時記録することはできない仕様でした。
またリレー記録についても、1枚目が満杯になると一旦録画は停止する仕様となっていました。
この点についてキヤノンサポートへ問い合せた内容になります。
コヤくん
その場合、4K60p・4K30p・フルHDハイフレームレートなどの動画を2枚のSDカードに同一書き込み(同時記録)することは可能でしょうか?
またカード自動切り替え(リレー記録)をすることは可能でしょうか?
カード自動切り換えにつきましては、EOS R6には「カード自動切り換え」という設定がございます。
しかし、ご希望に適う機能かどうか判断しかねておりますが、「カード自動切り換え」を設定していても、記録先として設定しているSDカードがいっぱいになった時点で、一度撮影が停止する仕様でございます。
具体例としまして、動画撮影中にカード1がいっぱいになった時点で、「カード自動切り換え」を設定していても撮影が停止いたします。
そして、次に動画撮影ボタンを押して撮影する際は、記録先カードがカード2に自動で切り換わった状態で撮影開始となります。
“カードがいっぱいになったら記録先カードを切り換えて動画撮影を継続する”という動作ではございませんため、何卒ご留意くださいますようお願いいたします。
キヤノンサポート
7. 上手な選び方のポイント
EOS R6とEOS Rを検討している方に、選び方のポイントをまとめてみました。
EOS R6
EOS R6はボディ内手ブレ補正の搭載やAF精度が向上し、4K60p動画に対応するなど性能が大きく進化しています。
同じ新機種のEOS R5と比べても下位モデルという位置付けではなく、キヤノンは「NEW STANDARD」として今後の標準モデルとして販売しています。
ただ価格はやや高めの設定になっているので、これからキヤノンのフルサイズミラーレスを検討されている方にはEOS Rと悩むかもしれません。
- ボディ
- RF24-105 IS STM レンズキット
(付属レンズ:RF24-105mm F4-7.1 IS STM)
EOS R
EOS Rは2018年に発売されたキヤノン初のフルサイズミラーレスになります。
定価が抑えられていたこともあり、フルサイズ機としては安価に購入することができます。
ボディ内手ブレ補正はなく連写速度は速くありませんが、3030万画素の高画素とDIGIC 8の映像エンジンで高画質な写真を楽しむことができます。
8. 性能比較表
以下は2機種のスペック比較になります。
機種名 | EOS R6 | EOS R |
---|---|---|
発売時期 | 2020年8月27日 | 2018年10月 |
マウント | キヤノンRFマウント | |
イメージセンサー | フルサイズ | |
画像処理エンジン | DIGIC X | DIGIC 8 |
画素数 | 2010万画素 | 3030万画素 |
手ブレ補正 | 最大8段分 | ー ※レンズ側補正のみ |
ダスト対策 | シャッター閉幕機能(使用選択可) | シャッター閉幕機能 |
シャッター耐久 | 30万回 | 20万回 |
常用ISO感度 ※静止画撮影 |
ISO100~102400 | ISO100~40000 |
測光方式 | 384分割 | |
測光範囲 ※静止画撮影 |
EV‒3~20 | |
AF方式 | デュアルピクセルCMOS AF II | デュアルピクセルCMOS AF |
記録画像タイプ | JPEG、HEIF、RAW、C-RAW | JPEG、RAW、C-RAW |
DPRAW | ー | 〇 |
アスペクト比 | 3:2、1.6倍クロップ、 4:3、16:9、1:1 |
|
メカシャッター | 1/8000~30秒 | |
電子先幕 | 1/8000~30秒 | 1/8000~30秒 ※LVソフト撮影モード1時 |
電子シャッター | 1/8000~0.5秒 | 1/8000~30秒 ※サイレントモード時 |
連写 |
メカシャッター:~12コマ秒 電子シャッター:~20コマ秒 |
メカシャッター:約8.0コマ/秒(ワンショットAF時) 電子シャッター:約5.0コマ/秒(サーボAF・サイレント撮影時) |
連続撮影枚数 ※UHS-II SDカード時 |
JPEG:約1000枚以上 HEIF:約1000枚以上 RAW:約240枚 RAW+JPEG:約160枚 |
JPEG:約100枚 RAW:約47枚 RAW+JPEG:約39枚 |
フラッシュ同調速度 | メカシャッター:1/200秒 電子先幕:1/250秒 |
1/200秒 |
測距エリア(最大) | (横)100% × (縦)100% | (横)88% × (縦)100% |
測距点 | 1053点 | 143点 |
光束対応AF | F22 | F8/F11 |
AF被写体検出 | 人物の瞳・顔・頭部 動物(犬・猫・鳥)の全身・顔・瞳 |
人物の瞳・顔 |
測距輝度範囲 ※静止画撮影 |
EV‒6.5~20 | EV‒6~18 |
フリッカーレス ※静止画撮影 |
〇 | |
EVF | 0.5型 369万ドット 約0.76倍 |
|
液晶モニター | 3.0型 162万ドット タッチパネル |
3.15型 210万ドット タッチパネル |
液晶モニター可動 | バリアングル液晶 | |
タッチシャッター | 〇 | |
タッチ&ドラッグAF | 〇 | |
EVF・モニター表示 | なめらかさ優先(120fps) /省電力優先(60fps) |
なめらかさ優先(60fps) /省電力優先(30fps) |
Wi-Fi | 2.4GHz IEEE 802.11b/g/n |
|
bluetooth | ◯ | |
カードスロット | デュアルスロット SDカードUHS-II SDカードUHS-II |
シングルスロット SDカードUHS-II |
インターフェイス | USB Type-C HDMIマイクロ端子(タイプD) 外部マイク入力 ヘッドフォン端子 リモコン端子(対応E3タイプ) |
USB Type-C HDMIミニ端子(タイプC) 外部マイク入力 ヘッドフォン端子 リモコン端子(対応E3タイプ) |
USB充電 | ◯(PD-E1使用) | |
USB給電 | ◯(PD-E1使用) | ー |
起動時間 | 0.4秒 | 0.9秒 |
ボディ材質 | (外装)ポリカーボネート樹脂 (内部)マグネシウム合金 |
マグネシウム合金 |
防塵・防滴 | ◯ | |
外形寸法(mm) | 138.4(幅) 97.5(高さ) 88.4(奥行) |
135.8(幅) 98.3(高さ) 84.4(奥行) |
重さ(バッテリー、 メモリーカード含む) |
680g | 660g |
バッテリーグリップ (別売) |
BG-R10 | BG-E22 |
撮影可能枚数 ()は省電力優先 |
ファインダー:250枚 ライブビュー:360枚(510枚) |
370枚(450枚) |
バッテリーパック | LP-E6NH | LP-E6N |
機種名 | EOS R6 | EOS R |
---|---|---|
記録方式 | MP4 | |
録音 | ステレオマイク内蔵、外部ステレオマイク端子装備 | |
音声記録方式 |
IPB:ACC/リニアPCM(選択可能)、 IPB(軽量):AAC |
編集用(ALL-I)設定時:リニアPCM 標準(IPB)、軽量(IPB)設定時:AAC |
Canon Log | (内部)4:2:2 10bit (外部)4:2:2 10bit |
(内部)4:2:0 8bit (外部)4:2:2 10bit |
HDR PQ動画 | 〇 | ー |
4K |
4K UHD(59.94fps) /IPB(標準) :約230Mbps 4K UHD(29.97/23.98fps) /IPB(標準) :約120Mbps |
4K(29.97p/23.98p) /編集用(ALL-I):約480Mbps /標準(IPB):約120Mbps |
4Kクロップ | 4K/60pは「する・しない」選択可 | 約1.7倍クロップ |
フルHD |
フルHD(119.88fps) /IPB(標準) :約120Mbps フルHD(59.94fps) /IPB(標準) :約60Mbps フルHD(29.97/23.98fps) /IPB(標準) :約30Mbps フルHD(29.97fps) /IPB(軽量) :約12Mbps フルHD HDR動画(29.97fps) /IPB(標準) :約30Mbps |
フルHD(59.94p) /編集用(ALL-I):約180Mbps /標準(IPB):約60Mbps フルHD(29.97p/23.98p) /編集用(ALL-I):約90Mbps /標準(IPB):約30Mbps フルHD(29.97p) /軽量(IPB):約12Mbps ※120pはHD画質 |
タイムラプス動画 | 4K、フルHD | |
常用ISO感度 ※動画撮影 |
100~25600 | 100~12800(4K) 100~25600(フルHD/HD) |
測光範囲 ※動画撮影 |
EV‒1~20 | |
測距輝度範囲 ※動画撮影 |
EV‒5~20 | EV‒4~18 |
連続録画時間制限 | 29分59秒 | |
動画電子IS | 可能 ※使用時はクロップあり |
9. EOS R6とEOS Rまとめ
EOR R6はボディ内手ブレ補正や動画・AFが強化された、新しいスタンダード機として登場しました。
EOS Rで指摘されていた使い勝手も改善されていて、魅力的なモデルとなっています。
EOS Rも画質面では評価が高いので、予算に合わせて選んでみてください。
- 映像エンジンは最新のDIGIC X
- 4K60p動画が撮影可能
- 常用ISO感度は102400
- デュアルピクセルCMOS AFが動物AFにも対応
- 最高20コマ/秒の高速連写
- 手ブレ補正最高8段分
- デュアルカードスロット