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wsappxとは?ディスク/メモリが重い時の対処法と停止方法を紹介!

wsappxとは?ディスク/メモリが重い時の対処法と停止方法を紹介!

パソコンが重いときにタスクマネージャーを確認すると「wsappx」というプログラムのディスクやメモリ使用量が異常に高い時ありますよね。

ここでは、そんなときの対処法をご紹介しています。また、wsappxが重くなる原因やウイルスの可能性はないかなども解説していますのでご覧ください。

ノーノちゃん

Steamを起動してる時によくwsappxが暴走するから無効化したいよ。
wsappxを無効化してもいいですが注意点もあります。それについても書いていますのでよければチェックしてみてくださいね。

ぶたさん

1. wsappxとは?

wsappxとは?

サービス名 wsappx
子プロセス【子プロセス】

親プログラムの下層にある子プログラムのこと

AppX Deployment Service (AppXSvc)
Client License Service (ClipSVC)
ファイル名 svchost.exe
ファイル場所 C:\Windows\System32\svchost.exe
搭載OS Windows8
Windows10
Windows11
開発元 マイクロソフト

Microsoft Storeのアプリを管理

「wsappx」は、Windows 8以降のOSに標準搭載されている、Microsoft Store(旧Windows Store)のアプリを管理するためのプログラムです。

具体的にはMicrosoft Storeから取得したアプリのインストール、アップデート、アンインストール、ライセンス管理などを行っています。

wsappxには、次のように2つのプログラムが含まれています。

ぶたさん

wsappxに含まれているプログラム
  • AppX Deployment Service(AppXSvc)
  • Client License Service(ClipSVC)

AppX Deployment Service(AppXSvc)

■AppXSvcの機能

  • Microsoft Storeから取得したアプリのインストール
  • Microsoft Storeから取得したアプリのアンインストール
  • Microsoft Storeから取得したアプリのアップデート
  • ファイル形式「.appX」の展開

「AppX Deployment Service(AppXSvc)」は、主にMicrosoft Storeアプリ自体の管理を行っているプログラムです。

また、Microsoft Storeアプリの配布する際に使用される、ファイル形式「.appX」を展開する役割も担っています。

Client License Service(ClipSVC)

■ClipSVCの機能

  • Microsoft Storeから購入したアプリのライセンス管理と検証

「Client License Service(ClipSVC)」は、Microsoft Storeアプリのライセンスを管理するためのプログラムです。

アプリが正規のライセンスで使用されていることを確認し、違法な使用を防止するための役割も担っています。

これらのプログラムを管理しているのがwsappxになります。

wsappxに含まれているプログラム

ぶたさん

停止や無効化して大丈夫?

結論から言うと、停止や無効化しても大丈夫です。

「wsappx」はMicrosoft Storeアプリの管理を行うためのプログラムですので、アプリを利用しないのであれば停止または無効化しても問題ありません。

ただし、wsappxを無効化するとMicrosoft Storeアプリの更新が停止するため、脆弱性が放置される危険性があります。

停止や無効化する前に、Microsoft Storeアプリをすべてアンインストールしておくことをおすすめします。

2. ディスク/メモリ重い時の対処法

wsappxのCPU、メモリ、ディスクが重い時の対処法

ここではwsappxのCPU、メモリ、ディスクの使用量が異常に高くなったときの対処法をご紹介しています。

①タスクの終了

wsappxのディスク/メモリが重い時はタスクの終了
wsappxのディスク/メモリが重い時の対処法:タスクの終了

wsappxが複数のアプリを同時にアップデートしている場合、ディスク使用率やメモリ使用量が急増することがあります。

この問題の解決法としては、タスクマネージャーを起動し、wsappxのタスクを終了させることで改善する可能性があります。

手順は次のとおりです。

1

タスクマネージャーを開く

下記のショートカットキーでタスクマネージャーを起動します。

「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーを同時押し
2

タスクの終了する

メニューにある「プロセス」を選択後、wsappxを右クリックし、タスクの終了を押せば完了です。
プロセスを選択、wsappxを右クリックしてタスクの終了を押す

②パソコンを再起動

wsappxのディスク/メモリが重い時はパソコンを再起動
wsappxのディスク/メモリが重い時の対処法:パソコンを再起動

Windowsシステムの一時的な不具合や、バックグラウンドでの複数アプリの処理などが原因でwsappxが重くなることがあります。

このような場合はパソコンを再起動することで解消されるかもしれません。

パソコンの再起動は、メモリのクリアや一時的なエラーのリセット、プログラムの再起動などを行えるため不具合の解消に効果的です。

ぶたさん

③仮想メモリを増やす

wsappxのディスク/メモリが重い時は仮想メモリを増やす
wsappxのディスク/メモリが重い時の対処法:仮想メモリを増やす

wsappxのメモリ過剰使用によってパソコンが重たくなる場合は、メモリが不足しているかもしれません。

この場合は仮想メモリを増やすことで解決することができます。

仮想メモリとは?
仮想メモリとは、物理メモリが不足した際にハードディスクやSSDなどの一部をメモリとして使用する仕組みです。

分かりやすく言うと、机の作業スペースが足りなくなったときに、棚を机代わりにするようなものです。

それでは仮想メモリの増やし方を解説していきます。

ぶたさん

1

バージョン情報を開く

下記のショートカットキーでWindowsのバージョン情報ページを開きます。

「Windowsロゴ」+「Pause/Break」キーを同時押し
2

システム詳細設定を開く

関連リンクにある「システムの詳細設定」をクリックします。
システムの詳細設定をクリック
3

パフォーマンス設定を開く

パフォーマンス項目にある「設定」をクリックします。
パフォーマンスの設定をクリック
4

仮想メモリ設定を開く

上部タブの「詳細設定」をクリックし、仮想メモリ項目にある変更をクリックします。
詳細設定をクリックし、変更を開く
5

仮想メモリのサイズを変更

下記の手順に従い仮想メモリのサイズを変更すれば完了です。

  1. チェックを外す
  2. Windows OSがあるドライブを選択
  3. カスタムサイズを選択
  4. サイズを入力
  5. OKをクリック
仮想メモリのサイズについて
■仮想メモリの推奨サイズ

  • 初期サイズ:物理メモリの1.5倍
  • 最大サイズ:物理メモリの3倍

こちらは仮想メモリの推奨サイズです。
 
たとえば物理メモリが16GBだった場合、仮想メモリサイズは次のようになります。

サイズ 物理メモリ 仮想メモリ
初期サイズ 16000 24000
最大サイズ 16000 48000

※1GB=1000MB

④ウイルススキャンする

wsappxのディスク/メモリが重い時はウイルススキャンする
wsappxのディスク/メモリが重い時の対処法:ウイルススキャンする

wsappx(svchost.exe)は、Windowsの正規プログラムですのでウイルスではありません。

しかし、CPU、ディスク、メモリを異常に消費している場合は、このプログラムを偽装したウイルスに感染している可能性も考えられます。

過去にWindowsのプログラムを装ったトロイの木馬が流行したことがありましたので、念のためウイルススキャンをしておくことをおすすめします。

⑤パフォーマンス優先にする

wsappxのディスク/メモリが重い時はパフォーマンス優先にする
wsappxのディスク/メモリが重い時の対処法:パフォーマンス優先にする

wsappxが重いときは、システムをパフォーマンス優先にすると改善するかもしれません。

手順は以下のようになります。

1

バージョン情報を開く

下記のショートカットキーでWindowsのバージョン情報ページを開きます。

「Windowsロゴ」+「Pause/Break」キーを同時押し
2

システムの詳細設定を開く

関連リンクにある「システムの詳細設定」をクリックします。
システムの詳細設定をクリック
3

パフォーマンス設定を開く

パフォーマンスにある「設定」をクリックします。
パフォーマンスの設定をクリック
4

パフォーマンス優先にする

上部タブの「視覚効果」をクリックし、「パフォーマンスを優先する」を選択してOKを押せば完了です。
視覚効果をクリックし、「パフォーマンスを優先する」を選択してOKを押す

⑥キャッシュを削除

wsappxのディスク/メモリが重い時はキャッシュを削除
wsappxのディスク/メモリが重い時の対処法:キャッシュを削除

Microsoft Storeのキャッシュが溜まっている、または破損している場合にwsappxが重くなることがあります。

この場合は「wsreset.exe」コマンドを使って、Microsoft Storeのキャッシュを削除することで解決するかもしれません。

※このコマンドを使うと、Microsoft Storeの設定が初期化されますので注意してください。

1

ファイル名を指定して実行を起動

下記のショートカットキーで「ファイル名を指定して実行」ツールを起動します。

「Windowsロゴ」+「R」キーを同時押し
2

wsreset.exeを実行

名前欄に「wsreset.exe」と入力して、OKをクリックすればコマンドが実行されます。
「wsreset.exe」と入力し、OKをクリック
wsreset.exeとは?
wsreset.exeとは、Microsoft Storeのキャッシュ削除や設定を初期化するためのコマンドです。

⑦メモリ診断ツールを実行

wsappxのディスク/メモリが重い時はメモリ診断ツールを実行
wsappxのディスク/メモリが重い時の対処法:メモリ診断ツールを実行
1

ファイル名を指定して実行を開く

下記のショートカットキーで「ファイル名を指定して実行」を起動します。

「Windowsロゴ」+「R」キーを同時押し
2

Windowsメモリ診断を開く

名前欄に「mdsched.exe」と入力し、OKをクリックします。
「mdsched.exe」と入力し、OKをクリック
3

Windowsメモリ診断を予約する

「今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)」をクリックすると自動的に再起動されます。
「今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)」をクリック
4

Windowsメモリ診断 が実行される

再起動後にメモリ診断が行われ、診断が終了すると自動的にパソコンが再起動されます。
再起動後にメモリ診断が実行
これで再起動後にメモリ診断の結果が表示されます。もし表示されない場合はイベントビューアから確認してください。

ぶたさん

1

ファイル名を指定して実行を開く

下記のショートカットキーで「ファイル名を指定して実行」を起動します。

「Windowsロゴ」+「R」キーを同時押し
2

イベントビューアを起動する

名前欄に「EVENTVWR.MSC」と入力してイベントビューアを起動します。
「EVENTVWR.MSC」と入力し、OKをクリック
3

ログフィルターを開く

Windowsログを選択後にシステムを右クリックします。その後「現在のログをフィルター」を左クリックします。
Windowsログを選択→システムを右クリック→「現在のログをフィルター」を選択
4

フィルターを選択

イベントソース右側の▼マークをクリックし、「Memory Diagnostics-Results」にチェックを入れます。
「Memory Diagnostics-Results」にチェックを入れる
5

メモリ診断の結果を開く

ログをダブルクリックします。※複数ある場合はどちらかをダブルクリックしてください。
どちらかをダブルクリック
6

メモリ診断の結果を確認

メモリ診断の結果が表示されるので確認しましょう。
メモリ診断の結果が表示される

⑧Microsoft Storeを再インストール

wsappxのディスク/メモリが重い時はMicrosoft Storeを再インストール
wsappxのディスク/メモリが重い時の対処法:Microsoft Storeを再インストール

これまでご紹介した対処法でも改善しない場合は、Microsoft Store自体に問題がある可能性が高いです。

この場合はPowerShellを使ってMicrosoft Storeを再インストールすると問題が解決するかもしれません。

注意
Microsoft Storeの再インストールを実行する前に必ずシステムの復元ポイントを作成してください。詳しくはこちらをご覧ください。
1

Windowsのメニューを開く

下記のショートカットキーを押してWindowsのメニューを開きます。

「Windowsロゴ」+「X」キーを同時押し
2

Windowsのメニューを開く

下記のショートカットキーを押してWindowsのメニューを開きます。

「Windowsロゴ」+「X」キーを同時押し
3

ターミナル(管理者)を開く

ターミナル(管理者)をクリックします。
ターミナル(管理者)をクリック
4

Microsoft Storeを削除

下記コマンドをコピペして「Enter」キーを押すとコマンドが実行され、Microsoft Storeが削除されます。
コマンド
コピー 拡大
Get-AppxPackage -Allusers *WindowsStore* | Remove-AppxPackage
情報取得コマンド
Get-AppxPackage -Allusers *WindowsStore* |
コマンド 意味
Get 情報を取得する
-AppxPackage インストールしているUWPアプリ
-Allusers すべてのユーザー
*WindowsStore* 名前にMicrosoft Storeを含むアプリ
前のコマンドの出力を次のコマンドの入力に渡す
補足
「UWPアプリ」とはMicrosoft Storeで公開されているアプリのことです。
削除コマンド
Remove-AppxPackage
コマンド 意味
Remove 削除する
-AppxPackage インストールしているUWPアプリ

コマンドを貼り付けて「Enter」キーを押す

■コマンドの貼り付け例
PS C:\Users\ユーザー名> Get-AppxPackage -allusers *WindowsStore* | Remove-AppxPackage
5

Microsoft Storeを再インストール

下記コマンドをコピペして「Enter」キーを押すとコマンドが実行され、Microsoft Storeが再インストールされます。
コマンド
コピー 拡大
Get-AppxPackage -AllUsers| Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register “$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml”}
情報取得コマンド
Get-AppxPackage -AllUsers|
コマンド 意味
Get 情報を取得する
-AppxPackage インストールしているUWPアプリ
-Allusers すべてのユーザー
前のコマンドの出力を次のコマンドの入力に渡す
インストールコマンド
Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register “$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml”}
コマンド 意味
Foreach 指定されたスクリプトブロックを実行
{} スクリプトブロック(コマンドをグループ化するもの)
Add-AppxPackage アプリを新たにインストールしたり、再インストールしたりする
-DisableDevelopmentMode 開発者モードを無効
-Register アプリを再登録するためのオプション
$($_.InstallLocation) 現在処理しているアプリのインストール場所
\AppXManifest.xml アプリの設定ファイルで、これを使って再登録する
コマンドの貼り付けて「Enter」キーを押す

■コマンドの貼り付け例
PS C:\Users\ユーザー名> Get-AppxPackage -AllUsers| Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register “$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml”}

3. 停止/完全に無効する方法

wsappxを完全に無効/停止する方法

ここではwsappxを停止または完全に無効する方法をご紹介しています。

★無効化する前の注意点

wsappxを無効化する前に必ずシステムの復元ポイントを作成してください。

システムの復元ポイントとは、かんたんに言うとシステムのバックアップのことです。

これを作成しておくことで、もし無効化した際に何らかの不具合が発生した場合でも、すぐに以前の状態へ戻すことができます。

1

Windowsの設定を開く

下記のショートカットキーを押してWindowsの設定を開きます。

「Windowsロゴ」+「I」キーを同時押し
2

バージョン情報を開く

設定サイドメニューから「システム」をクリックし、「バージョン情報」をクリックします。
システムをクリックし、バージョン情報をクリック
3

システム保護を開く

関連リンク項目にある「システム保護」をクリックします。
システム保護をクリック
4

作成を開く

作成をクリックします。
作成をクリック
補足
システム復元が無効になっている場合は「構成」をクリックし、システム復元を有効にしてください。(ディスク領域は10GB以上に設定することをおすすめします)
5

復元ポイントを作成

分かりやすい名前を入力し、作成をクリックすれば完了です。
分かりやすい名前を入力し、作成をクリック

①設定から停止

wsappxをWindowsの設定から停止
Windowsの設定アプリからMicrosoft Storeを停止する方法です。
1

Windowsの設定を開く

下記のショートカットキーを押してWindowsの設定を開きます。

「Windowsロゴ」+「I」キーを同時押し
2

インストールされてるアプリを開く

サイドメニューから「アプリ」をクリックし、「インストールされているアプリ」をクリックします。
アプリをクリックし、インストールされているアプリをクリック
3

システムコンポーネントを開く

最下部にある関連設定の「システムコンポーネント」をクリックします。
「システムコンポーネント」をクリック
4

詳細オプションを開く

Microsoft Sotore右側にある三点マークをクリックし、詳細オプションをクリックします。
Microsoft Sotore の三点マークをクリックし、詳細オプションをクリック
5

バックグランドの設定を開く

「このシステムコンポーネントをバックグランドで実行する」の下にある項目をクリックします。
バックグランドの設定をクリック
6

オフにする

常にオフを選択すればMicrosoft Storeが停止されます。
常にオフを選択

②レジストリで完全無効化

wsappxをレジストリで完全無効化
レジストリエディタを使ってMicrosoft Storeを完全に無効化する方法です。
1

ファイル名を指定して実行を開く

下記のショートカットキーで「ファイル名を指定して実行」を起動します。

「Windowsロゴ」+「R」キーを同時押し
2

レジストリエディタを開く

名前欄に「regedit」と入力し、OKボタンを押すとレジストリエディタが起動します。
名前欄に「regedit」と入力してOK
3

フォルダを開く

下記画像の順番にフォルダを開いていきます。
「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「Policies」→「Microsoft」の順に開く

■フォルダを開く順番

  1. 「HKEY_LOCAL_MACHINE」
  2. 「SOFTWARE」
  3. 「Policies」
  4. 「Microsoft」
4

キーを新規作成

Microsoft」を右クリックし、新規を選択後にキーをクリックします。
「Microsoft」を右クリックし、新規→キーをクリック
5

名前の変更を開く

先ほど作成したキー「新しいキー#1」を右クリックし、名前の変更をクリックします。
「新しいキー#1」を右クリックし、名前の変更をクリック
6

名前を変更

名前を「新しいキー#1」から「Windows Store」へ変更します。
名前を「Windows Store」に変更
7

DWORD(32ビット)値(D)を新規作成

「Windows Store」を右クリック→「新規」→「DWORD(32ビット)値(D)」の順に開きます。
「Windows Store」を右クリック→「新規」→「DWORD(32ビット)値(D)」
8

名前の変更を開く

先ほど作成したDWORD(32ビット)値(D)の「新しい値#1」を右クリックし、名前の変更を選択します。
「新しい値#1」を右クリックし、名前の変更をクリック
9

名前変更

名前を「新しい値#1」から「RemovableWindowsStore」へ変更します。
名前を「RemovableWindowsStore」に変更
10

Microsoft Storeを無効化

「RemovableWindowsStore」をダブルクリックし、値のデータを「1」に変更してOKをクリックすれば、Microsoft Storeの無効化完了です。
「RemovableWindowsStore」をダブルクリックし、値のデータを「1」に変更してOKをクリック

ノーノちゃん

Microsoft Storeを有効化にしたい場合はどうすればいいの?
Microsoft Storeを有効化する場合は「RemovableWindowsStore」の値データを「0」にすればOKです。

ぶたさん

③レジストリで完全無効化 (AppXSvc)

wsappxのAppX Deployment Service(AppXSvc)をレジストリで完全無効化
レジストリエディタを使ってAppXSvcを無効化する方法です。

「AppX Deployment Service(AppXSvc)」はwsappx内に含まれる、Microsoft Storeアプリの更新などを行っているプログラムです。

このプログラムを無効化することによってCPU、メモリ、ディスクの使用量を抑えることが期待できます。

1

ファイル名を指定して実行を開く

下記のショートカットキーで「ファイル名を指定して実行」を起動します。

「Windowsロゴ」+「R」キーを同時押し
2

レジストリエディタを開く

名前欄に「regedit」と入力し、OKボタンを押すとレジストリエディタが起動します。
名前欄に「regedit」と入力してOK
3

フォルダを開く

下記の画像通りにフォルダを開きます。
「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SYSTEM」→「ControlSet001」→「Services」→「AppXSvc」の順にフォルダを開く

■フォルダを開く順番

  1. 「HKEY_LOCAL_MACHINE」
  2. 「SYSTEM」
  3. 「ControlSet001」
  4. 「Services」
  5. 「AppXSvc」
4

startを開く

「AppXSvc」内にある「start」をダブルクリックします。※「右クリック」→「修正」でもOKです
「start」をダブルクリック
5

値のデータを変更

値のデータを「3」→「4」に変更し、OKをクリックします。
値のデータを「3」→「4」に変更し、OKをクリック
6

パソコンを再起動

パソコンを再起動すれば「AppX Deployment Service(AppXSvc)」の無効化完了です。

④レジストリで完全無効化 (Clipsvc)

wsappxのClient License Service(ClipSVC)をレジストリで完全無効化
レジストリエディタを使ってClipsvcを無効化する方法です。

「Client License Service(ClipSVC)」はwsappx内に含まれている、Microsoft Storeアプリのライセンスを管理や検証するためのプログラムです。

このプログラムはバックグラウンドで常時動作しているので、無効化することでシステムへの負荷を軽減することができます。

1

ファイル名を指定して実行を開く

下記のショートカットキーで「ファイル名を指定して実行」を起動します。

「Windowsロゴ」+「R」キーを同時押し
2

レジストリエディタを開く

名前欄に「regedit」と入力し、OKボタンを押すとレジストリエディタが起動します。
名前欄に「regedit」と入力してOK
3

フォルダを開く

下記の画像通りにフォルダを開きます。
「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SYSTEM」→「ControlSet001」→「Services」→「Clipsvc」の順に開く

■フォルダを開く順番

  1. 「HKEY_LOCAL_MACHINE」
  2. 「SYSTEM」
  3. 「ControlSet001」
  4. 「Services」
  5. 「Clipsvc」
4

startを編集

「Clipsvc」内にある「start」をダブルクリックします。※「右クリック」→「修正」でもOKです
「start」をダブルクリック
5

値のデータを変更

値のデータを「3」→「4」に変更し、OKをクリックします。
値のデータを「3」→「4」に変更し、OKをクリック
6

パソコンを再起動

パソコンを再起動すれば「Client License Service(ClipSVC)」の無効化完了です。
「Client License Service(ClipSVC)」を有効化したい場合は「start」の値のデータを「4」→「3」へ戻しましょう。

ぶたさん

4. よくある質問

wsappxに関するよくある質問

ここではwsappxに関するよくある質問をご紹介しています。

wsappxはウイルス?

wsappxはウイルスではありません。

このプログラムはWindowsに標準搭載されている正規のシステムプロセスで、主にWindows Storeアプリの管理を行っています。

一時的にwsappxのCPUやメモリ使用量が異常に高まることはありますが、これはアプリの更新などを行っているためですので問題ありません。

どうしてもウイルスが気になるという方はウイルススキャンを行いましょう。

ぶたさん

wsappxが停止できない

wsappxが停止できない場合は、以下のいずれかの方法を使ってwsappxを無効化してください。

ディスク使用率100%になる原因

wsappxのディスク使用率100%になる主な原因は、バックグランドでMicrosoft Storeアプリの自動更新を行われているからです。

通常、更新が終了すればディスク使用率は自然と下がりますが、それでも100%のまま下がらない場合は、何らかの不具合が発生している可能性があります。

この場合は「2. ディスク/メモリ重い時の対処法」でご紹介している対処法をお試しすると改善することができます。

5. まとめ

wsappxとは?ディスク/メモリが重い時の対処法と停止方法まとめ

「wsappx」は、Microsoft Storeから取得したアプリの更新や削除、さらにアプリのライセンス検証を行うためのプログラムです。

このプログラムはバックグランドで常に動作しているため、一時的にCPU、メモリ、ディスクの使用率が異常に高くなることがあります。

そのため、もしMicrosoft Storeアプリをほとんど利用しない場合は、このプログラムを停止または無効化しておくといいでしょう。

まとめ
  • wsappxはMicrosoft Storeアプリを管理するプログラム
  • バックグランドで自動更新を行うため重くなる時がある
  • 重い時はタスク終了などすると解決する
  • Microsoft Storeアプリを利用しない場合、無効化してOK