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ニコンZ7II Z6II 性能比較まとめ【価格・スペック】

Z7II・Z6II

ニコンからフルサイズミラーレス、Z7II・Z6IIが発売されることになりました。

このページでは前モデルとの比較をしながら、2機種のスペックをまとめています。

ノーノちゃん

期待されているニコンの新しいフルサイズミラーレスだね!
Z7・Z6の不満点が解消されて、使いやすいカメラとなっています。

コヤくん

1. 外観と寸法

Z7II・Z6IIの外観サイズ比較になります。

2機種とも、サイズや重量は同じになっています。

Z7II・Z6II外形寸法サイズ

画素数の違い

2機種の大きな違いは、引き続き画素数になっています。

Z7II・Z6II画素数

Z7IIは高画素の4500万画素、Z6IIは扱いやすい約2400万画素となっています。

2. 発売日と価格

2機種の発売時期と相場はこのようになっています。

  • Z7II:2020年12月11日
  • Z6II:2020年11月6日

3. Z7II・Z6IIの特徴

Z7II・Z6IIは旧モデルのZ7・Z6から外観やイメージセンサーは変わっていませんが、使い勝手はかなり進化しています。

それらの追加された機能をまとめてみました。

ダブルスロット

Z7II・Z6IIダブルスロット

画像出典:ニコン公式サイト

Z7・Z6はXQDカードのシングルスロット(現在はCFexpressカードType Bにも対応)でしたが、Z7II・Z6IIはダブルスロットが採用されました。

カードスロット
  1. CFexpress(Type B)/ XQDカード
  2. SDカード(UHS-II)

記録メディアは取り回しのよいSDカードに対応したこと、前モデルのユーザーを考慮してXQDカードにも対応している点が特徴です。

またCFexpress/XQDスロットはPCI express3.0(Gen3)に対応したので、CFexpressカードの速度を十分に発揮することができます。
(Z7・Z6ではCFexpressカードを入れてもXQDカードの速度しか出ない)

運用面では同一カード2枚を望むユーザーもいると思われますが、バックアップ記録ができるようになったことでプロやハイアマチュアにも適した仕様となっています。

結論:ユーザー待望のダブルスロット

連続撮影枚数

Z7・Z6はバッファの小さく、連写をするとすぐにバッファ詰まりが起きていました。

Z7II・Z6IIはデュアルEXPEED 6の採用により、書き込み速度が向上して連続撮影枚数が大幅に増えています。

旧モデルとの連続撮影枚数比較はこのようになっています。

  • Z7:23コマ
  • Z6:35コマ

※ロスレス圧縮RAW/12ビット記録時

  • Z7II:77コマ
  • Z6II:124コマ

※ロスレス圧縮RAW/12ビット記録時

特にZ6IIはRAW/12ビットで124コマと多く、この枚数であれば連写でのストレスは軽減されそうです。

結論:連写が大幅に使いやすくなった

連写速度

Z7II・Z6IIともに連写速度が少し向上しています。

  • Z7:約9コマ/秒
  • Z6:約12コマ/秒

※12ビットRAW設定時

  • Z7II:約10コマ/秒
  • Z6II:約14コマ/秒

※12ビットRAW設定時
※CFexpress使用時の速度。
※MF、AF-S、またAF-CでシングルポイントAF設定時の速度。

特にZ6IIの高速連続撮影(拡張)は最大14コマ/秒(AF/AE追従)となっていて、これはキヤノンのEOS R5・R6の12コマ/秒(メカシャッター)を超えています。

またサイレント撮影でも12ビットRAW設定時、Z7IIは約8コマ/秒、Z6IIは約12コマ/秒の高速連写が可能です。

補足
・Z7II・Z6IIのシャッター方式は「メカシャッター・電子先幕シャッター・オート」から選択が可能。高速連続撮影(拡張)時もメカシャッターまたは電子先幕シャッターが使用できます。

・「電子先幕シャッター」時は、シャッタースピードの上限が1/2000秒に制限されます。「オート」はシャッタースピードに応じて自動切換えとなります。
(ニコンサポート確認済)

結論:Z6IIは最高14コマ/秒

動画時の瞳AF

Z7II・Z6II動画瞳AF

画像出典:ニコン公式サイト

Z7・Z6では動画時の瞳AFは非対応でしたが、Z7II・Z6IIは動画時の人物・動物(犬・猫)の瞳AFに対応しました。

これは子供やペットの動画撮影時にとても便利で、被写体が動いても安定してピントを合わせ続けてくれます。

結論:子供やペットの動画撮影に便利

低輝度性能

Z7II・Z6IIは低輝度でのAF検出性能が向上しています。

  • Z7:-2 ~ 19EV(ローライトAF 時:-4 ~ 19EV)
  • Z6:-3.5 ~ 19EV(ローライトAF 時:-6 ~ 19EV)
  • Z7II:-3~19 EV(ローライトAF時:-4~19 EV)
  • Z6II:-4.5~19 EV(ローライトAF時:-6~19 EV)

ローライトAFを設定していない標準のAF検出が、2機種とも1段低くなっています。

暗い場所での撮影でもAF精度が高くなっているのは嬉しい性能アップです。

注意
ローライトAFは静止画のAF-Sモードのみ有効になります。
結論:暗所AF性能が良くなった

4K60p対応

Z7IIは4K60p動画に対応、Z6IIは2021年のファームウェアアップデートで4K60pに対応になります。

最新モデルとしては今や4K60p仕様が求められていますが、ニコンもこの2機種で対応できることになります。

<撮影条件>

  • Z7II:撮像範囲約93%
  • Z6II:DXクロップ

Z7IIの4K60pは仕様によるとクロップは7%になるので、フルフレームに近い感覚で撮影できそうです。

4K60pのフルフレームは、フルサイズミラーレスではキヤノンEOS R5・R6、ソニーα7SIIIなど一部の機種しか出ていないので、Z7IIの4Kは十分なスペックとなっています。

一方、Z6IIの4K60pはDXクロップとなり画角は狭くなります。

連続撮影30分制限はZ7II・Z6IIでも継続されています。また連続撮影の発熱については今後のレビューを待ちたいと思います。

結論:ニコンも4K60pに対応

Blackmagic RAW(予定)

Z7II・Z6IIは今後のファームウェアアップデートで外部レコーダーのBlackmagic Design Video Assist 12G HDR(以下Video Assist 12G)に対応し、Blackmagic RAWで映像撮影することができる予定となっています。

Blackmagic RAWはRAWでありながら非常にデータが軽く、また編集しやすいことから映像クリエイターからも夢のフォーマットと評価されています。

本来Blackmagic RAWで撮るにはBlackmagic製カメラを使うか、最近対応となったSIGMA fpからVideo Assist 12Gへ出力する方法がありますが、ニコンがZ7II・Z6IIで対応できることになります。

補足
RAW動画出力を使うには有償対応となっています。
結論:ニコンでBlackmagic RAWが撮れる

ノーノちゃん

基本性能がかなり高くなっているね!
センサーやAFポイントが同じなのはインパクトが弱いですが、使いやすく進化していますね。

コヤくん

4. 使い勝手の向上

Z7II・Z6IIはカメラの基本スペック以上に、細かい使い勝手がかなり改善されています。

USB給電が可能

Z7II・Z6IIはUSB Type-C端子で充電・給電ができる仕様になりました。

給電にも対応したことで、タイムラプスなどの長時間撮影をする場合にメリットになります。

ただこれは現在の最新機種であれば、必須の機能といえそうです。

またニコン製の本体充電ACアダプターEH-7Pを使用すると、電源のある場所であれば継続して使用することができます。

補足
ACアダプターEH-7PはZ7IIには付属し、Z6IIは別売となっています。

ライブビュー情報表示の消灯

Z7II・Z6II情報表示の消灯機能

画像出典:ニコン公式サイト

Z7II・Z6IIは初期設定で動画ボタンに「ライブビュー情報表示の消灯」が割り当てられていて、液晶モニターの情報をオフにすることができます。

DISPボタン操作ではなく、カスタムでボタンに割り当てを行うようです。

Z7・Z6のライブビューでは最も少ない情報表示でも下部に露出の数値が出ていたので、オフにすることで構図が確認しやすくなります。

電源OFF時にフォーカス位置を記憶

Z7II・Z6IIは電源OFF時にフォーカス位置を記憶できるようになっています。

例えば風景の三脚使用で撮影に時間をかけたい時、バッテリー節約のため一旦電源オフにしても、一度合わせたフォーカス位置に復帰することができるとのことです。

チルト時にアイセンサーをオフにできる

Z7II・Z6IIライブビュー情報表示の消灯

画像出典:ニコン公式サイト

Z7II・Z6IIは液晶モニターをチルトした際に、アイセンサーをオフにできるようになりました。

Z7・Z6はチルト時でも指などでアイセンサーが反応して液晶モニターが消えてしまっていたため、使い勝手がよくなっています。

水準器表示のスリム化

Z7・Z6の水準器より、水準器が細く薄い表示に変わっています。

ニコンは数年前の一眼レフでは液晶モニター一杯に表示されてかなり大きく、Z7・Z6では小さく表示されました。

Z7II・Z6IIではさらに目立たないように改良され、構図が見やすくなっています。

EVFの連続撮影時の視認性が向上

EVFの解像度は変わっていませんが、連写時の視認性が向上したとしています。

実際の感想は実機確認後に追記したいと思います。

パワーセーブモード搭載

Z7・Z6ではバッテリー消費を抑えるためにパワーオフ時間設定で液晶モニターの消灯時間を決めることができました。

Z7II・Z6IIではさらにパワーセーブモードが搭載されていて、半押しタイマーがオフになる約15秒前から撮影画面の表示を暗くできるとのことです。

リングの回転方向を変更

フォーカスリング・コントロールリングの回転方向を入れ替える機能がつき、使い慣れた回転方向でMF操作をすることができます。

SnapBridge経由でファームウェア

SnapBridge経由でファームウェアを入手でき、無線通信でファームウェアアップデートをすることができるようになります。

これまではパソコンでファームウェアデータをダウンロードし、記録メディアでカメラに取り込んでいましたが、パソコンがない環境でも手軽に更新できるようになっています。

補足
SnapBridgeはカメラとスマートフォンを無線で接続するアプリになります。詳しくはニコン公式ページで解説しています。

露光時間900秒

Z7II・Z6IIはMモード時に、900秒(15分)まで延長できるシャッタースピードに対応しました。

例えば星景写真でバルブを使わず、900秒までの長時間露光にして星の光跡を写すことができます。

縦位置グリップ

Z7・Z6用のバッテリーパックMB-N10は縦位置グリップとして使えないバッテリーボックスだったので、プロやハイアマチュアユーザーから不満の声が出ていました。

Z7II・Z6IIは縦位置としてシャッターやマルチセレクターが使える、バッテリーパック MB-N11に対応しています。

MB-N11

※対応はZ7II・Z6IIのみ
※ホットスワップ対応
※EN-EL15c×2、給電・充電可能
※EN-EL15b/EN-EL15a/EN-EL15も使用可

MB-N11はメーカー希望価格48,950円とやや高めの価格で、Z7/6には非対応である点は残念です。

補足
Z7II・Z6IIは旧型のMB-N10にも対応しています。

ノーノちゃん

かなり細かいところまで、使いやすくなっているね。
Z7・Z6の時に採用して欲しかった部分はありますが、とりあえず嬉しい改善です。

コヤくん

5. 変わっていない部分

Z7II・Z6IIになって変わっていない性能、ここは向上して欲しかったという部分をまとめてみました。

フォーカスポイント

フォーカスポイントはZ7IIは493点、Z6IIは273点と同じ仕様でした。

現時点ではAFの追従性能が向上しているかは不明ですが、フォーカスポイントが同じであれば大きな性能向上はないかもしれません。

チルト液晶

チルト液晶ではローポジションでの縦位置撮影がしにくいため、一部のユーザーからは3軸チルト液晶が期待されていました。

3軸チルトは大きなボディ構造の変更となるためか、採用はありませんでした。

動画30分制限

動画の連続撮影は29分59秒の制限が引き続きあります。

外部モニターを使えばこの制限はありませんが、手軽に内部記録を使いたいユーザーにはデメリットになります。

Log・HLG外部出力

動画のLog撮影は引き続き外部モニター記録となりました。新たにHLG撮影にも対応しましたが、こちらも外部出力での記録となっています。

他社機では外部モニターをつけずに手軽にLog撮影ができる機種が増えているので、ニコンで動画撮影を楽しむユーザーにとっては残念な仕様となっています。

ノーノちゃん

動画は評価が分かれそうだね。
用途によっては、不満が残るかもしれません。

コヤくん

6. 上手な選び方のポイント

Z7II・Z6IIそれぞれの選び方をまとめてみました。

Z7II

Z7IIの魅力はやはり4500万画素の高画素機であるという点です。

イメージセンサーや操作性は変わっていないので、Z7ユーザーからの買い替えは悩むところですが、新規でミラーレスへ移行したいユーザーには候補になります。

Z7IIの販売方法

Z6II

Z6IIは一般的な2400万画素ですが、その分Z7IIより連写速度にメリットがあり、高感度の強さも期待されます。

価格は発売時点で20万円半ばと予想より安かったことも魅力となっています。

Z6IIの販売方法

7. アクセサリー

ここではZ7II・Z6IIを使うために必要な物や、あると便利なアクセサリーをご紹介しています。

記録メディア

Z7II・Z6IIは汎用性の高いSDカードに対応したので、扱いやすくなっています。

連写性能を重視しないUHS-IのSDカードと、連写速度を発揮できるUHS-IIカードをご紹介します。

Z7II・Z6IIはさらに高速なCFexpressカードも使用できます。

連写速度をフルに発揮したい場合はCFexpressカードがおすすめです。

バッテリー

Z7II・Z6IIは新型バッテリーEN-EL15cに対応しています。(EN-EL15b/EN-EL15a/EN-EL15も使用可)

Z7II・Z6IIは撮影枚数が少ないので、予備バッテリーを持っておくと安心です。

レリーズケーブル

Z7II・Z6IIともにレリーズケーブルはMC-DC2に対応しています。

手軽にリモート操作ができる、ニコン定番のアイテムです。

ワイヤレスリモコン

Z7II・Z6IIで使用できる、新しいワイヤレスリモコンWR-R11b/T10が発売されます。

ワイヤレスでシャッターを切ったり、リモートフラッシュ撮影(SB-5000対応)ができるようになります。

※2020年12月11日発売

縦位置グリップ

縦位置や撮影枚数の多い撮影に便利な縦位置グリップです。(Z7II・Z6II対応)

8. 仕様表

Z7II・Z6IIの主な仕様をまとめてみました。

機種名 Z7II Z6II
発売時期 2020年12月11日 2020年11月6日
マウント ニコンZマウント
イメージセンサー フルサイズ
画像処理エンジン EXPEED 6×2
画素数 4575万画素 2450万画素
ボディ内手ブレ補正 イメージセンサーシフト方式5軸補正
ダスト低減機能 イメージセンサークリーニング
ISO感度
※静止画撮影
(常用)ISO 64~25600
(拡張)L(32)、H(102400)
(常用)ISO100~51200
(拡張)L(50)、H(204800)
測光範囲
※静止画撮影
-3~17EV -4~17EV
AF検出範囲
※静止画撮影
-3~19EV
(ローライトAF 時:-4~ 19EV)
-4.5~ 19EV
(ローライトAF 時:-6~ 19EV
シャッター方式 フォーカルプレーンシャッター
電子先幕シャッター
電子シャッター
シャッター速度 1/8000~30秒
(Mモード時は900秒まで延長可能)
フォーカスポイント 493点 273点
高速連続撮影(拡張)
※12ビットRAW
約10コマ/秒 約14コマ/秒
連続撮影枚数 JPEG:113枚
RAW:77枚(12ビットRAW)
※CFexpressカード時
JPEG:200枚
RAW:124枚
(12ビットRAW)
※CFexpressカード時
フラッシュ同調速度 1/200秒
フリッカー低減
EVF 0.5型 369万ドット
約0.8倍
液晶モニター 3.2型 210万ドット
タッチパネル
液晶モニター可動 チルト液晶
Wi-Fi 2.4GHz、5GHz
IEEE802.11b/g/n/a/ac
bluetooth
Bluetooth Ver.4.2
カードスロット ダブルスロット
・CFexpress(Type B)/XQDカード
・UHS-II対応SDカード
インターフェイス USB Type-C端子
HDMI端子(Type C)
外部マイク入力
ヘッドフォン端子
アクセサリーターミナル(対応リモートコード MC-DC2対応)
USB充電・給電
防塵・防滴
外形寸法(mm) 134(幅)
100.5(高さ)
69.5(奥行)
重さ(バッテリー、
メモリーカード含む)
705g
撮影可能枚数 ファインダー:360枚
ライブビュー:420枚
ファインダー:340枚
ライブビュー:410枚
バッテリー EN-EL15c
別売縦位置グリップ MB-N11
機種名 Z7II Z6II
記録方式 MOV、MP4
録音 ステレオマイク内蔵
音声記録方式 リニアPCM、AAC
4K 4K 60p
フルHD 120p
4K 30p(60p対応予定)
フルHD 120p
タイムラプス動画
電子手ブレ補正
ISO感度
※動画撮影
(常用)ISO 64~25600
(拡張)H(102400)
(常用)ISO100~51200
(拡張)H(204800)
連続録画時間制限 29分59秒

9. Z7II・Z6IIのまとめ

Z7II・Z6IIはユーザーの不満点を解消させた、完成形のZ7・Z6となっています。

細かい改良点が多いので他社の新機種と比べると地味な印象ですが、ニコンの一眼レフユーザーからの移行としては最適なミラーレスになっています。

まとめ
  • 待望のダブルスロット
  • SDカード、XQDカード、CFexpressカードが使える
  • 縦位置グリップに対応
  • 動画時の瞳AFに対応
  • 4K60p対応
  • 露光時間最長900秒
  • その他使い勝手の向上